バッタ・キリギリスの最近のブログ記事


コロギスの卵

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コウモリガ幼虫巣の蓋を調べていると、面白いことに、コロギスの卵がいくつも出て来た。すでに孵化済みのものもあった。
コロギス卵IMG_6486.JPGコロギスの♀は朽ち木などの柔らかい場所を選んで産卵する。
コウモリガ幼虫巣の蓋は目の詰まったスポンジのようで、産卵管が通り易い上に適度な湿り気がある。

庭に落ちていたノコギリクワガタ。
701A1075.JPG傷一つない綺麗な体だが、すでに死んでおり、頭胸腹部がグラグラとなって、まるでマリオネットの人形みたい。
大アゴを摘んで持ち上げると、頭部がろくろ首みたいに伸びて、ついには分離してしまった。腹部と胸部の隙間が広いのがわかる。

マリオネット死体の死因が何であるのか、興味深い。

午後から鹿児島県のフィールドにとんぼ返り。帰る間際にコミスジの蛹が目に入った。ナツフジにぶら下がっていた。
コミスジ蛹IMG_4593.JPG陽射しを反射して黄金色に輝く。
IMG_4583.JPGでも、小さいよ。体長1センチあるかないか。

午後から久しぶりの陽射しが出て、かなり蒸し暑くなった。ニイニイゼミの鳴き声もしだいに賑やかになってきていい感じだ。梅雨の中休み、ということらしい。



近所のボタンクサギがようやく咲き始めた。昨年よりかなり遅れている。
ボタンクサギIMG_4639.JPG黒いアゲハがよく訪れる花だ。
と、この場所のすぐ近くでヒメハルゼミが鳴き出した。午後6時29分。鳴いているのは一頭だけのようだ。



今の時期、メダケで良く見つかるヒサゴクサキリの幼虫。
ヒサゴクサキリ幼虫IMG_4676.JPG
若い幼虫で脱皮直後のようだが、まるでスジエビみたいだ。

こちらは羽化直後の、キリギリス(ニシキリギリス)。
キリギリスIMG_4698.JPG
使用機材:EOS-80D  TAMRON SP90mm Macro


御器かぶり

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今朝のこと、居間の畳みにクロゴキブリが佇んでいた。
クロゴキブリIMG_3135.JPG家族に見つかっていたら、それこそ大騒ぎになるところだが、見つけたのが私で良かった。
いい機会だからいろいろアングルを変えて撮影しておいた。

午後6時過ぎ、羽化直後のヤブキリ♂がいた。

ヤブキリIMG_3259.JPGこのところ♂成虫の姿をよく見かけるようになった。

ヤブキリの成虫は肉食で、他の昆虫を襲う。

アゲハの幼虫を、ユズの木に網掛け(袋掛け)して飼育していたが、昨日、前蛹になっていた。
今日の夕方になって様子を見てみれば、前蛹が消えていた。

前蛹が付いていた所の網が破れている。

網破れIMG_3159.JPG何者かが網を齧って破り、そのまま前蛹を食べてしまったようだ。破れたところには前蛹のものと思われる体液が付着している。

犯人は、おそらくヤブキリかコロギス、あたりではないかと推察する。
コロギスも、昨日すぐ傍のクヌギでメス成虫を撮影したばかりだ。


ヤブキリ、脱皮

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午前中にはときおり陽射しもあったが、午後から予報通り、雨となった。

4月半ばにふ化して、今は終齢となった、オオシモフリスズメの幼虫。

オオシモフリスズメ幼虫IMG_1387.JPG体長12センチと、でっかいイモムシに育った。 エサはサクラの葉。
体を反らした姿勢で、デ〜ンと、構えている。

小雨のなか、カラムシの葉裏で脱皮していたのは、ヤブキリの幼虫。午後6時。

ヤブキリ701A9604.JPG長いサーベルのような産卵管で、メスだとわかる。翅芽もしっかりしており、終齢だろう。つまり、あと一回脱皮すれば、成虫になるはずだ。

午前中、午後と2回、ヤブキリの脱皮を見た。いづれもメス。




宮崎市 

高校バスケットボール九州大会の予選試合が、宮崎市内の宮崎市総合体育館であった。
JR宮崎駅のすぐ近くでいわゆる中心街になる。都城市から宮崎市内まで、高速を使って片道約45分。
私も送迎斑として車を出した。

宮崎市総合体育館は初めて行ったが、お隣にはホテル「ニューウェルシティ宮崎」の大きなビルがあった。
ここでは「全国昆虫施設連絡協議会」の総会が開催され、会場に招かれて記念講演を行ったことを思い出した。もう6年も前のことになる。当時、さんざん道に迷ってようやく辿り着いたのも懐かしい。宮崎の土地はどこもかしこも、初めて訪れるところばかりだった。今でもあまり変わりないが。

さて、体育館の外壁に、クビキリギスだろうか、褐色型のオスがへばりついていた。


クビキリギスP1210002.jpg翅の尖り具合からして、オガサワラクビキリギスにも見えるが、尖っているか否かはかなり微妙で、もっと客観的な区別点、表現が無いものかと思う。尖り角度がいくらとか、せめて数値で示せないものか。

バスケの試合は残念ながら第一試合で敗退した。前半10点以上リードしていたので、これは楽勝かと思っていたら、後半になって追い上げられ、微差で負けた。ま、こういうこともある。
ガチガチに震えるような寒い体育館だったが、バスケットのゲーム観戦にのめり込んだ。
こういう日もあっていいだろう。

林に設置している自動撮影カメラをチェックしてみれば、ネコが写っていた。
普段、ネコの姿はほとんど見かけないが、集落からたまに遠征してくるネコがいるらしい。毛並みからしても野良猫ではなく、飼い猫のようだ。
現在、稼動しているカメラは1号機のみ。2号、3号、は調整中で来週には、稼動を再開する予定。


クビレギスとは?

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三股町 田上

クビキリギスの顔は、正面から写真を撮ることが多い。

あれ?   額の単眼(白い)の上にX字型の溝がある!

クビキリギス正面IMG_1688.JPGたまには横顔を見てみたい。溝の様子もわかるはず。

「左向け〜、左!」
クビキリギス側面IMG_1690.JPGあれ?   まるで口を開いたような、深いくびれがある!

しかも、単眼がくびれのところで、上下に分割されているように見える!

「クビキリギス(首切りギス)とはちょいと残酷な名前だから、「クビレギス」とでも呼びたくなった。

もう少し、このくびれの様子を掘り下げてみますか。

(写真:EOS-5M  EF-M55-200mmズーム+レイノックスクローズアップレンズ  OLYMPUSマクロフラッシュSTF-8 )




三股町 田上

どこからか、落ち葉が擦れるような音がずっとしていた。
なんだあ〜?

少し庭をウロウロしてから、ようやく音源を発見。落ち葉のなかでタイワンクツワムシが鳴いていた。
しかし、驚いたことに落ち葉ごと拾い上げても、そのままずっと鳴き続けていた。

タイワンクツワムシ♂IMG_6428.JPGオスの翅の開き具合から鳴いていることがわかる(上写真)。
しばらくこのまま、手の上ステージで演奏していたが、やがて演奏終了。

タイワンクツワムシの緑色型は、褐色型に比べて少ないようにも感じるので、
しばし、眺めていた。

タイワンクツワムシ♂IMG_6438.JPGこんな姿をモズに見つかったら、一発で「はやにえ」行きだな。

おとなしいので、翅脈も撮影してみた。

タイワンクツワムシ♂IMG_6436.JPG植物の葉脈とは全然違うけれど、なんとなく似ているようにも見える。



三股町 田上

夜は獲物探しに出掛けるようだ。
どんな獲物にありつけているのか、見てみたいものだ。

夜の狩りを終えて戻ってから、昨日とは少し離れた位置に新しい部屋を拵え引っ越ししていた。

ビニールハウスIMG_0654.JPG今日のお家は、大きく半円形に切り取った部分を折り重ねていた。
彼らは大アゴをハサミのごとく器用に使い、なおかつ糸も吐いて、縫製の達人いや達虫なのだ。
よく見ると、切り抜き痕が漫画の台詞の吹き出し型になっているが、円を描いて切るうちに、角度を誤ったのだろう。途中で引き返して修正している。
コロギス類は見事な切断作業を行なうが、しばしば、目測?を誤ることもある。
弘法も筆の誤り、ということだろう。

このハネナシコロギスにとって、私が放置したビニール袋が、空間に展開した複数の葉っぱの集合体に写っているのではないだろうか。

ビニール袋を使った営巣実験をやってみようと、ずっと以前に思ったこともあるが、ハネナシコロギスの方が先を越してしまった。

「ほら、こうするんだよ!」という声が聞こえたような、、、、。


三股町 田上

数日前、カゴに入れてあったビニール袋にハネナシコロギス幼虫が入っていた。
場所は飼育部屋で、ここは屋外に開放されている。
様々な虫たちが出入りしており、ときにはジョウビタキがやって来ることもある。

自然下では葉っぱを合わせたり、切って折り曲げたりして、葉っぱハウスの中に潜むという習性が、コロギス類の特徴である。

しかし、どうやら巣材としてビニール袋も気に入ったようだ。
巣材の選択条件は、材の厚さ、硬さ加減などが決め手になるのかもしれない。

これは面白い撮影しておこうと思いつつ、他の仕事に引っ張られてつい忘れてしまった。
次の日にビニール袋を覗いてみたが、幼虫の姿は無かった。

「なんだ、一夜限りの宿だったか、残念!」と、ガッカリ。

しかし、さらに数日後、再び幼虫が戻っていた。


ハネナシコロギス701A7244.JPGビニール袋は洗ったあと、吊りカゴの中で乾かしていたもので、取り入れるのをうっかり忘れていた。
まさかそのビニール袋に営巣するとはなあ〜、予想だにしなかった。

ビニールの端に切れ込みがあるが、これはハネナシコロギス幼虫が噛み切ったのだと思う。


外から丸見えだけれど、体を優しく包み込んでくれる場所が大事なのかもしれない。

オンブバッタ

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東臼杵郡 門川町 「森の学舎」

明日の観察会の下見を午後から行った。場所は県北の「森の学舎」の敷地内。学舎の手前の神社に寄ってみるつもりだったが、どこで見落としたか通過してしまった。その神社の境内には観察のし易い低い枝の多いオガタマノキがある。下見を終えて日向市内のホテルに戻る途中にもう一度気をつけてみたが、やはり神社の様子が変わったのか、わからずじまいでまたもや通過してしまった。

オンブバッタ♀IMG_0225.jpg
羽化したての柔らかい体だった、オンブッバッタ♀。薄い黄色地に赤みを帯びて奇麗な個体だった。
さて、今夜はホテルで原稿書きの仕事。