バッタ・キリギリスの最近のブログ記事


バトンタッチ

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クヌギ立ち枯れに生えたアラゲキクラゲ。
その傘に身を寄せるようにして、じっと佇んでいた、コクワガタのオス。

コクワガタIMG_7420.JPGよく見れば、左の大アゴが無い。 どうやら根元から折れたようにも見える。

このコクワガタ♂に、いったい何があったのだろうか?

夕方の犬の散歩で、チョロがクツワムシに飛びかかった。
けれど、すぐに追うのを止めた。これがトノサマバッタなら迷わず食べてしまうのだが。

クツワムシIMG_7492.JPG少し元気が無いオスだったけど、ジャンプして草むらへと姿を消した。

褐色型と緑色型の中間型、と言えようか。

このところクツワムシの合唱もピークを過ぎて、以前ほどの賑やかさはない。

アカハネナガウンカが見えるだけで7頭。ススキの一株に集まっていた。
あかはねながうんかIMG_7486.JPG
これなら交尾カップルもいるのでは、と覗き込んでみれば、やはり!

午前10時半過ぎ、庭の枯れたイヌザンショウを片付けていたら、
タイワンクツワムシのオスが羽化していた。

タイワンIMG_0323.JPGクツワムシと本種の羽化は、多くは夜間で早朝のこともあったが、こうして陽が高くなってからというのはちょっと驚いた。
クツワムシはまだ元気に鳴いているが、タイワンクツワムシの羽化が始まった。
夜の役者が入れ替わるのはもう少し先だが、夏の終わりを強く感じる。

クヌギの樹液の近くを舞っていた、ウラギンシジミ。
ウラギンシジミも樹液に来るが、これまで撮影できたのはボロボロの個体。
今日は綺麗な姿で撮影できるか、と期待したが、やたらと舞うばかりだった。
タイワンIMG_0437.JPG写真はシャッターを押したタイミングで、飛び立ったところ。

ここは仕事部屋のすぐ東側に植えたクヌギ並木。
4年前に1メートル程の苗木を数本植えたものだが、今では屋根を越してしまった。
枝が混み合っていたので、風通しを良くするために剪定作業を行った。


林のなかでは、ハグロトンボが多い。写真はメス。
タイワンIMG_0465.JPG


アカメガシワの葉テーブルは、まるで昆虫のお立ち台。

広くて、平坦で、緑のキャンパスとも言えようか。

ヒメクダマキモドキIMG_9785.JPG
もっとも、写真のヒメクダマキモドキ幼虫は、できるだけ目立たないつもりで、そこにいる。
その証拠に私が近寄っても、ピクリともしない。フリーズ状態がいつまでも続く。

目線を落して、葉っぱテーブルを縁から眺めてみる。

ヒメクダマキモドキIMG_9794.JPG
自慢の長い脚を除けば、体型は魚そのものだ。
この幼虫の齢数はよくわからないが、亜終齢あたりだろうか。わずかに翅芽が見えている。

今日は、三股町文化会館エントリーホールで開催中の写真展にあわせて、
講演と観察会を開催。

観察会の場所は
三股町文化会館の敷地内の植え込みという極めて限定された、人工的な環境。普段、誰も気に掛けようもない、そういう場所を敢えて選んだ。

虫の観察は、その気になればどこでもできる、ということを参加者の方々に伝えたかった。何気ない植え込みや草地にも、よほどの薬剤散布をしていない限り、何がしかの生き物がいる、ということを実感してもらえたと思う。

自然観察は、自分の家の庭や街中の近所でもたっぷり楽しめる。その楽しみ方を少しだけ伝授させていただいた。これが身に付けば、知らない土地にでも行く機会があったときは、まさに探検気分を満喫できるようになるだろう。

観察時間はわずか40分だったが、外歩きでは時間が経つのがじつに早い。
観察会を終えたあと、5分間の休憩をはさんで講演会を行った。観察会の場所で見られる昆虫と植物の話しで、おさらいをする形にしてみた。

近所でまだ咲き続ける、ボタンクサギの花。
ボタンクサギIMG_9782.JPG




出掛けに玄関の施錠をしていると、「チョット、マッタ!」の声。

声のヌシはキリギリスのオスだ。

キリギリスIMG_6505.JPG
ヤブキリと入れ替わるように、ここのところ姿も鳴き声も際立って来た。

キリギリスを撮影し終わってカメラを片付けようと振り返ったら、そこにはオオカマキリの幼虫がいた。

キリギリスIMG_6511.JPG
今朝、庭でチョウの採集をしたあと、捕虫網を立てかけたままだった。

午後4時前後から激しい雷雨となった。まさに土砂降り。
このところ毎日のように夕立がある。
パソコン作業中に停電もあった。数分で復帰したが、この時期に長時間の停電は
堪える。

夕方の犬の散歩はやむを得ず、中止。




コロギスの卵

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コウモリガ幼虫巣の蓋を調べていると、面白いことに、コロギスの卵がいくつも出て来た。すでに孵化済みのものもあった。
コロギス卵IMG_6486.JPGコロギスの♀は朽ち木などの柔らかい場所を選んで産卵する。
コウモリガ幼虫巣の蓋は目の詰まったスポンジのようで、産卵管が通り易い上に適度な湿り気がある。

庭に落ちていたノコギリクワガタ。
701A1075.JPG傷一つない綺麗な体だが、すでに死んでおり、頭胸腹部がグラグラとなって、まるでマリオネットの人形みたい。
大アゴを摘んで持ち上げると、頭部がろくろ首みたいに伸びて、ついには分離してしまった。腹部と胸部の隙間が広いのがわかる。

マリオネット死体の死因が何であるのか、興味深い。

午後から鹿児島県のフィールドにとんぼ返り。帰る間際にコミスジの蛹が目に入った。ナツフジにぶら下がっていた。
コミスジ蛹IMG_4593.JPG陽射しを反射して黄金色に輝く。
IMG_4583.JPGでも、小さいよ。体長1センチあるかないか。

午後から久しぶりの陽射しが出て、かなり蒸し暑くなった。ニイニイゼミの鳴き声もしだいに賑やかになってきていい感じだ。梅雨の中休み、ということらしい。



近所のボタンクサギがようやく咲き始めた。昨年よりかなり遅れている。
ボタンクサギIMG_4639.JPG黒いアゲハがよく訪れる花だ。
と、この場所のすぐ近くでヒメハルゼミが鳴き出した。午後6時29分。鳴いているのは一頭だけのようだ。



今の時期、メダケで良く見つかるヒサゴクサキリの幼虫。
ヒサゴクサキリ幼虫IMG_4676.JPG
若い幼虫で脱皮直後のようだが、まるでスジエビみたいだ。

こちらは羽化直後の、キリギリス(ニシキリギリス)。
キリギリスIMG_4698.JPG
使用機材:EOS-80D  TAMRON SP90mm Macro


御器かぶり

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今朝のこと、居間の畳みにクロゴキブリが佇んでいた。
クロゴキブリIMG_3135.JPG家族に見つかっていたら、それこそ大騒ぎになるところだが、見つけたのが私で良かった。
いい機会だからいろいろアングルを変えて撮影しておいた。

午後6時過ぎ、羽化直後のヤブキリ♂がいた。

ヤブキリIMG_3259.JPGこのところ♂成虫の姿をよく見かけるようになった。

ヤブキリの成虫は肉食で、他の昆虫を襲う。

アゲハの幼虫を、ユズの木に網掛け(袋掛け)して飼育していたが、昨日、前蛹になっていた。
今日の夕方になって様子を見てみれば、前蛹が消えていた。

前蛹が付いていた所の網が破れている。

網破れIMG_3159.JPG何者かが網を齧って破り、そのまま前蛹を食べてしまったようだ。破れたところには前蛹のものと思われる体液が付着している。

犯人は、おそらくヤブキリかコロギス、あたりではないかと推察する。
コロギスも、昨日すぐ傍のクヌギでメス成虫を撮影したばかりだ。


ヤブキリ、脱皮

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午前中にはときおり陽射しもあったが、午後から予報通り、雨となった。

4月半ばにふ化して、今は終齢となった、オオシモフリスズメの幼虫。

オオシモフリスズメ幼虫IMG_1387.JPG体長12センチと、でっかいイモムシに育った。 エサはサクラの葉。
体を反らした姿勢で、デ〜ンと、構えている。

小雨のなか、カラムシの葉裏で脱皮していたのは、ヤブキリの幼虫。午後6時。

ヤブキリ701A9604.JPG長いサーベルのような産卵管で、メスだとわかる。翅芽もしっかりしており、終齢だろう。つまり、あと一回脱皮すれば、成虫になるはずだ。

午前中、午後と2回、ヤブキリの脱皮を見た。いづれもメス。




宮崎市 

高校バスケットボール九州大会の予選試合が、宮崎市内の宮崎市総合体育館であった。
JR宮崎駅のすぐ近くでいわゆる中心街になる。都城市から宮崎市内まで、高速を使って片道約45分。
私も送迎斑として車を出した。

宮崎市総合体育館は初めて行ったが、お隣にはホテル「ニューウェルシティ宮崎」の大きなビルがあった。
ここでは「全国昆虫施設連絡協議会」の総会が開催され、会場に招かれて記念講演を行ったことを思い出した。もう6年も前のことになる。当時、さんざん道に迷ってようやく辿り着いたのも懐かしい。宮崎の土地はどこもかしこも、初めて訪れるところばかりだった。今でもあまり変わりないが。

さて、体育館の外壁に、クビキリギスだろうか、褐色型のオスがへばりついていた。


クビキリギスP1210002.jpg翅の尖り具合からして、オガサワラクビキリギスにも見えるが、尖っているか否かはかなり微妙で、もっと客観的な区別点、表現が無いものかと思う。尖り角度がいくらとか、せめて数値で示せないものか。

バスケの試合は残念ながら第一試合で敗退した。前半10点以上リードしていたので、これは楽勝かと思っていたら、後半になって追い上げられ、微差で負けた。ま、こういうこともある。
ガチガチに震えるような寒い体育館だったが、バスケットのゲーム観戦にのめり込んだ。
こういう日もあっていいだろう。

林に設置している自動撮影カメラをチェックしてみれば、ネコが写っていた。
普段、ネコの姿はほとんど見かけないが、集落からたまに遠征してくるネコがいるらしい。毛並みからしても野良猫ではなく、飼い猫のようだ。
現在、稼動しているカメラは1号機のみ。2号、3号、は調整中で来週には、稼動を再開する予定。


クビレギスとは?

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三股町 田上

クビキリギスの顔は、正面から写真を撮ることが多い。

あれ?   額の単眼(白い)の上にX字型の溝がある!

クビキリギス正面IMG_1688.JPGたまには横顔を見てみたい。溝の様子もわかるはず。

「左向け〜、左!」
クビキリギス側面IMG_1690.JPGあれ?   まるで口を開いたような、深いくびれがある!

しかも、単眼がくびれのところで、上下に分割されているように見える!

「クビキリギス(首切りギス)とはちょいと残酷な名前だから、「クビレギス」とでも呼びたくなった。

もう少し、このくびれの様子を掘り下げてみますか。

(写真:EOS-5M  EF-M55-200mmズーム+レイノックスクローズアップレンズ  OLYMPUSマクロフラッシュSTF-8 )