バッタ・キリギリスの最近のブログ記事


今朝、庭のクヌギにぶらさがっていたウスタビガの繭が羽化済みであることに気付いた。

羽化したのは2個の繭でいづれもオス。

しかしウスタビガはすでに飛び去り、その姿を見ることはできなかった。

羽化したのは昨夜のことだろう。

羽化済み繭ウスタビガ.jpgクヌギではクヌギカメムシが産卵していた。確認できた数だけでも4匹。

うちの林でこれほど多くのクヌギカメムシが観察されるのは初めてのこと。

クヌギカメムシ産卵2匹.jpg(EPL-2 LEICA DG MACRO-ELMARIT  45ミリレンズ 

ストロボFL-300R 2灯使用RCモードでTTL発光 )

洗濯物を取り入れ畳んでいたら、小さなカマキリが飛び出してきた。

なんとサツマヒメカマキリの幼虫。

サツマヒメカマキリ幼虫緑色.JPG胸部が緑色のタイプ。本種の幼虫を探すとなるとけっこう難しいが、こうして偶然、

出会うことが稀にある。

さて、トイレの窓の網戸に止まっていたのがショウリョウバッタ。

この時期になってもまだ元気そうなことに驚き、

そして次に驚いたのが桃色の体色。

褐色型と緑色型の混合タイプで、その褐色部分がすべて桃色に染まっている。

こんなのは初めて見た。
桃色ショリョウバッタ2.JPG

しかも体の隅々まで仔細に見ても、染み一つ、傷一つないのである。

いったいいつごろ羽化したのであろうか?

どう考えても10月に入ってからの羽化ではないだろうか?

桃色ショウリョウバッタ1.JPG



ヒメクダマキモドキ

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朝一番、庭で目が合ったのは、ヒメクダマキモドキ だった。

ヒメクダマキモドキ朝陽のなかで.JPGツワブキの花上によく来ているのはツユムシだ。しかし今朝はヒメクダマキモドキ。

ツユムシよりか体も大きいので目に付く。林の中ではこちらの姿に驚いて飛び立つ姿も

よく見かける。林の中を水平飛行するうちにジョロウグモの網糸に掛かってしまうことも。

ジョロウグモに捕まったヒメクダマキ.JPG上の写真画面にはイソウロウグモのシルエットも写りこんでいる。

食べられているヒメクダマキモドキはメスだが、

もうこの時期にオスの姿を見かけることはほとんどない。


ずっと前から気になっていた、井戸水ポンプとプロパンガス。

雨ざらしになっているので屋根を拵えておきたい。そこで今日は単管を使って

骨組みを組んでみた。単管はやぐらを作ったときのがいっぱい残っている。

この場所にはでっかい温水器も設置してあったが今年の5月に撤去したばかり。

であるから、温水器がどいた空間を、鍬やらスコップなどの物置小屋に利用できる。

そこでとりあえず単管を組んでみたわけだ。屋根の造作はまた後日。

パイプ長の寸法は1メートル、2メートル、1.5メートルの組み合わせで組める。

ただし1.5メートルというのは無いので、3メートルのパイプを切断した。

切断にはグラインダーを使う。少し時間が掛かるが仕方が無い。火花が飛ぶのでゴーグル

をつける。

単管で組んだ骨組みはガッシリと頑丈だ。

あとは屋根と側面の目隠しを設置すれば、完成。

台風が来ても吹き飛ばされないよう、しっかりした屋根を作る予定。



一昨日見つけたスミナガシの前蛹は、今朝には脱皮して蛹になっていた。

その後のすスミナガシ蛹.JPG撮影したのは午前10時だが、蛹の様子から推測すると蛹化時刻は午前9時過ぎだと

思える。

もう一つ上にある前蛹も蛹になっていて、そちらはしっかりと色付いていた。

ここの奥にあるツチトリモチのポイントに行ってみた。昨年、見つけた狭い場所だが

照葉樹林の薄暗い林床で密度が濃いのである。

ポイントに踏み込む直前、目の前のカシ(樹種を確認できなかった)にシロスジカミキリの

ものと思われる産卵痕があった。その窪みにヒラタクワガタのメスが見えた。

ヒラタのメスがいて.JPGほう、ヒラタクワガタのメスが樹液に来ていたかと、近づいてみれば、

奥から、大アゴの小さなオスが現れた。

ヒラタクワガタのペア秋.JPGオスはやたらと神経質ですぐに奥へと引き返して穴倉に潜り込んでしまった。

上米公園から場所を替えて、沖水川の河川敷きへ。

トノサマバッタが産卵していた。

産卵するトノサマバッタ.JPG地面を覆っているのは新燃岳の噴火による火山灰で、そこにわずか桜島の火山灰が

ブレンドされている。したがって柔らかい砂地。結局この場所では産卵せすに次々と

場所替えして落ち着き無かった。

一方こちらではオスがとんでもない抱きつきをして、メスは迷惑だろうと思う。

こまったさん1.JPGオスをおんぶしたメスはたいへん無防備で、逃げようとしても得意のジャンプも

飛翔もやりづらい。とくにこの態勢ではバランスがとりづらいだろう。
















うちの林のクヌギ。

クヌギ樹液の多い.JPGこのクヌギは夏の間、樹液を良く出していた。私の目線の高さから上は7メートル辺りまで

樹液の沁み出す場所は10箇所以上はあっただろうか。

したがって集まってくる昆虫も木全体に分散してしまい、ほとんど写真にはならなかった。

前にも書いたがそれとここへはまったくスズメバチ類が来ていない。

樹液酒場のにぎわいとしては、どこか寂しいものがあった。

今、このクヌギはまだ樹液を出している。主に一箇所だが、クロコノマやクロヒカゲ、

そしてコクワガタ、ヨツボシケシキスイ、フクラスズメなどが来ている。

樹液に集まる虫をねらってハラビロカマキリもまだ頑張っている。

さて、昨夜も樹液を覗いてみた(午後8時半~10時)。

するとヒメクダマキモドキが産卵に訪れている姿が

けっこう多かった。このクヌギ以外にもどうやらクヌギ限定のようだが、クヌギであれば

たいていは3~4匹のヒメクダマキモドキがゆっくりと幹を昇り降りしていた。

ヒメクダマキモドキ産卵2.JPGまず口器で樹皮の割れ目あたりを探り、産卵場所を確認すると産卵管を突き刺す。

ヒメクダマキモドキ産卵1.JPG硬そうな樹皮だが、うまく隙間を見つけるのだろう。産み込まれる卵は薄っぺらい。

冬の樹皮めくりでよく見つかる卵が本種のものだと思う。

樹液近くで待ち伏せしていたハラビロカマキリにとって、動きの緩慢なヒメクダマキモドキは

絶好の獲物だった。

ハラビロひめくだまき喰う.JPG




午後5時過ぎ、犬の散歩中に足元から飛び出したのは、

トノサマバッタ をおんぶした タイワンクツワムシ だった。

トノサマバッタの片想い.JPGバッタ釣りでは黒い木片にも抱きつくトノサマバッタである。

タイワンクツワムシのメスなら木片よりかはリアルな恋相手に見えたことだろう。

トノサマバッタは真剣なのだろうが、不釣合いな姿はユーモラスでもある。


ところで、朝日新聞出版 『月刊 ジュニアエラ 11月号』 が発売中。

ジュニアエラ11月号表紙.jpg「昆虫バンザイ」という連載記事を私が書いており、今月で7回目となった。

どこかで見かけたら是非、読んでいただきたい。

親子で読める!とあるように大人でも十分、楽しめる内容盛りだくさんである。



オオアヤトガリバ

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ジュズダマの草陰でササキリが鳴いていた。

ササキリ鳴く.JPGけれど鳴き声は弱々しい。

うちの林を歩いてみれば、萌芽更新のために切ったクヌギの台木の枝に

オオアヤトガリバ が止まっていた。

オオアヤトガリバ側面.JPG大きくうねったような紋様は、翅が立体に見える視覚的効果があるように思える。

背面から見れば、

オオアヤトガリバ背面.JPG何だかよくわからないが、体が分断化されているようにも見える。

オオアヤトガリバはクサイチゴが食草で、けっこう普通にいるようだがうちの林で撮影した

のは今回で2回目。

西の空が赤く染まった。

夕焼け20111011.JPG日が暮れてからクマイチゴの藪に出掛けてみた。先日からたそがれときに、

蛾の一種が狭い範囲を高速で舞い飛ぶのだが、それはどうやら配偶行動と思えた

ビューン!と空中に舞い上がっては藪に降りてくる、それを繰り返したり、

そのときに他の個体を追飛したりとめまぐるしい動きをみせる。

個体数はせいぜい5~6匹程度だろうか。

観察していると必ず決まったように、コウモリが近くを通り過ぎていく。

蛾の正体を突き止めてやろうと今日はカメラを構えてみたが、今日に限って数が少なく、

証拠写真は撮れなかった。長竿捕虫網を使ってまずは採集したほうが良さそうだ。




雨の中の羽化脱皮

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今朝もTシャツに短パンという格好でちょうど良いくらい。

季節が後戻りしたようだ。

アブラゼミの鳴き声もいくぶんか元気になったように聞こえる。

雨は午後から強く降ったり止んだりを繰り返す。

小降りになったころ、脱皮を始めた ツチイナゴ を見つけた。

場所は玄関前の草むら。

ツチイナゴは数が多いのでこういうシーンに偶然出会うのも珍しくない。

2年前にはこのすぐ傍でショウリョウバッタ幼虫が脱皮した。

ツチイナゴ雨の羽化1.JPG左手で傘をさして、右手だけで撮影。三脚を用意する時間はない。

ツチイナゴ雨の羽化2.JPG上の写真ではまだ後ろ脚が抜け切れていない。

自重が掛かっているからなんとか繋ぎ留めている。

抜け殻は柔らかくてススキの葉をがっしりと掴んでいるわけではない。

そこがセミの羽化などとは違うところだ。バッタの脱皮はじつにきわどい空中芸とも

言えるだろう。

脚が全部抜けてしっかりすると、体を起こしてススキにつかまり、抜け殻をお尻で

投げ飛ばしてしまう。抜け殻はフニャフニャで腰がない。

ツチイナゴ雨の中の羽化3.JPG







蒸し暑い、そんな一日だった。

うちの林ではアブラゼミが断続的に鳴いていたくらいだ。

ツクツクボウシも鳴かなくなったのに、アブラゼミとは。

コウモリガ蛹の観察をしつこく続ける。

うちの林は時間があればできるだけ毎日、歩くようにしている。

斜面林だから庭続きと言えどサンダル履きというわけにもいかない。ちゃんと靴をはく。

足元からクロコノマチョウが転がるようにして現れた。遠くに飛び去ることができない。

ぼろぼろクロコノマ.JPG派手にやられたものだ。ほとんど飛翔できないようだ。

うちの林で目撃するのは2度目くらいだと思うが、オオアオイトトンボのメスがいた。

オオアオイトトンボ.JPGバッタの多い沖水川の土手に出掛けてみた。

セイタカアワダチソウ.jpgセイタカアワダチソウの群落に違和感を覚える世代とそうでない世代のギャップもあるだろ

無数のトノサマバッタが飛び跳ねていく。どの個体もまだ成虫になって日が浅い。

ショウリョウバッタ はまだオスの姿も多い。

褐色型のメスが路上で死んでいた。

ショウリョウバッタ死骸.jpg何者かに襲われたようだが、タヌキか犬あたりだろうか?

うちのチョロならこんな勿体無いことせずに、全部丸ごと食ってしまうのだが。

襲ってみたものの、あんまり美味くないワ!とばかり捨てられたのだろうか?

褐色型のショウリョウバッタはあまり多くないので、勿体無いとは私も思ったのである。

このあと草むらで3匹のマメハンミョウを見かけた。

久しぶりにマメハンミョウを見たが、おそらくどこか近くに

もっと規模の大きな集団があるのだろう。

バッタが多い環境だけに、マメハンミョウもいて当然のことかもしれない。

土手で1時間半ほど観察してから、鹿児島空港へと向かった。

三股町からだと約1時間半ほど。初めてETCのゲートをくぐるときは、

ちょっと緊張した。



たそがれ

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昨日さぼった草刈作業をやっておいた。

うちの斜面林を下った先に池があり、池に並んだ草地とその裏道である。

池は国有地らしい。国有地とはいかにも厄介だ。

今日は曇り空だったので作業には好都合であったが、それでも汗びっしょりになった。

作業の範囲はおおまかに今日はココまでと決めていたが、

いやまだガソリンがあるからと、しだいにエスカレートしていった。

そのうち藪の凄さに圧倒されながらも、メダケやホテイチクが悪党侍に見えてきて、

危険な状態になってきた。

「おりゃあ~!とお~!!」

「むねうちでござる!介抱してあげなさい。」

「うおおお~!!」

草刈機を振り回し、気分はもう牧文四郎(「蝉しぐれ」:藤沢周平)であった。

敵をバッタ、バッタと切り倒す、真剣勝負である。

草刈機でチャンバラとはきわめて危険な行為だが、そのうちなぎ倒された笹に

わが身が絡まってしまい、身動きできなくなった。

「ううう、無念~!!」

ツチイナゴもころし喰う.JPGツチイナゴ幼虫がモロコシの葉を食べていた。牛の飼料である。

午後5時45分。

日没の少し手前からコウモリガの蛹を観察。

しかし、今夜も羽化することなく蛹は外を窺っているだけ。

たそがれ.JPG
昨日刈った草を片付けようと玄関を出たその瞬間、

草むらに飛び込む スズバチ の姿を見逃さなかった。

スズバチの飛び込んだ場所はシランの植え込みで、そこには大きな石が置いてある。

スズバチ9月営巣.JPGシランの葉陰になってこれまで気付かなかったが、我が家には人の出入りも少ないから

彼女の仕事の妨げにもならないようだ。

徳利型の巣房はすでに二つ完成し、ちょうど三つ目を拵えている。

巣房が完成するとそこへ芋虫を狩ってきて貯めこむ。

こんどこそ芋虫を運び込む様子を撮影できるはずだが、残念ながら明日から出掛ける。

一週間ほど前、玄関横の家壁でスズバチの巣が完成した。丹念に泥を重ね塗りしていた

が、その作業はかなりの日数を要した。パッタリと姿を現さなくなったのがほぼ一週間前。

私としては家壁に巣を拵えたスズバチと、今日、巣作りをしていたスズバチは

同じ個体ではないか、と思いたい。もっとも根拠はなく、そんな気がするだけ。


夕方の犬の散歩。ヒメクダマキモドキ幼虫が夕日を浴びていた。

ヒメクダマキモドキ幼虫.JPG触角の納め方にも彼女らなりの流儀があるようだ。

エノコログサ0912.JPGエノコログサがにぎやか。

ワレモコウの花が咲いていた。


最近、飼い犬につくマダニがあまりにも多く、毎日、私が摘んでは除去している。

多いときは10匹以上が見つかる。

すぐに気づく場所は目や鼻の周り。下腹部にもよくつく。

そこでフロントラインという、マダニ、ノミ防除・駆除の薬を発注した。

けっこう値段の高い薬だが効果は絶大。

犬には毎日のようにとりつくマダニであるから、われわれ人も用心せねば。

舗装道路沿いの草むらでもマダニはかなり潜んでいる。