バッタ・キリギリスの最近のブログ記事


宮崎市 

高校バスケットボール九州大会の予選試合が、宮崎市内の宮崎市総合体育館であった。
JR宮崎駅のすぐ近くでいわゆる中心街になる。都城市から宮崎市内まで、高速を使って片道約45分。
私も送迎斑として車を出した。

宮崎市総合体育館は初めて行ったが、お隣にはホテル「ニューウェルシティ宮崎」の大きなビルがあった。
ここでは「全国昆虫施設連絡協議会」の総会が開催され、会場に招かれて記念講演を行ったことを思い出した。もう6年も前のことになる。当時、さんざん道に迷ってようやく辿り着いたのも懐かしい。宮崎の土地はどこもかしこも、初めて訪れるところばかりだった。今でもあまり変わりないが。

さて、体育館の外壁に、クビキリギスだろうか、褐色型のオスがへばりついていた。


クビキリギスP1210002.jpg翅の尖り具合からして、オガサワラクビキリギスにも見えるが、尖っているか否かはかなり微妙で、もっと客観的な区別点、表現が無いものかと思う。尖り角度がいくらとか、せめて数値で示せないものか。

バスケの試合は残念ながら第一試合で敗退した。前半10点以上リードしていたので、これは楽勝かと思っていたら、後半になって追い上げられ、微差で負けた。ま、こういうこともある。
ガチガチに震えるような寒い体育館だったが、バスケットのゲーム観戦にのめり込んだ。
こういう日もあっていいだろう。

林に設置している自動撮影カメラをチェックしてみれば、ネコが写っていた。
普段、ネコの姿はほとんど見かけないが、集落からたまに遠征してくるネコがいるらしい。毛並みからしても野良猫ではなく、飼い猫のようだ。
現在、稼動しているカメラは1号機のみ。2号、3号、は調整中で来週には、稼動を再開する予定。


クビレギスとは?

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三股町 田上

クビキリギスの顔は、正面から写真を撮ることが多い。

あれ?   額の単眼(白い)の上にX字型の溝がある!

クビキリギス正面IMG_1688.JPGたまには横顔を見てみたい。溝の様子もわかるはず。

「左向け〜、左!」
クビキリギス側面IMG_1690.JPGあれ?   まるで口を開いたような、深いくびれがある!

しかも、単眼がくびれのところで、上下に分割されているように見える!

「クビキリギス(首切りギス)とはちょいと残酷な名前だから、「クビレギス」とでも呼びたくなった。

もう少し、このくびれの様子を掘り下げてみますか。

(写真:EOS-5M  EF-M55-200mmズーム+レイノックスクローズアップレンズ  OLYMPUSマクロフラッシュSTF-8 )




三股町 田上

どこからか、落ち葉が擦れるような音がずっとしていた。
なんだあ〜?

少し庭をウロウロしてから、ようやく音源を発見。落ち葉のなかでタイワンクツワムシが鳴いていた。
しかし、驚いたことに落ち葉ごと拾い上げても、そのままずっと鳴き続けていた。

タイワンクツワムシ♂IMG_6428.JPGオスの翅の開き具合から鳴いていることがわかる(上写真)。
しばらくこのまま、手の上ステージで演奏していたが、やがて演奏終了。

タイワンクツワムシの緑色型は、褐色型に比べて少ないようにも感じるので、
しばし、眺めていた。

タイワンクツワムシ♂IMG_6438.JPGこんな姿をモズに見つかったら、一発で「はやにえ」行きだな。

おとなしいので、翅脈も撮影してみた。

タイワンクツワムシ♂IMG_6436.JPG植物の葉脈とは全然違うけれど、なんとなく似ているようにも見える。



三股町 田上

夜は獲物探しに出掛けるようだ。
どんな獲物にありつけているのか、見てみたいものだ。

夜の狩りを終えて戻ってから、昨日とは少し離れた位置に新しい部屋を拵え引っ越ししていた。

ビニールハウスIMG_0654.JPG今日のお家は、大きく半円形に切り取った部分を折り重ねていた。
彼らは大アゴをハサミのごとく器用に使い、なおかつ糸も吐いて、縫製の達人いや達虫なのだ。
よく見ると、切り抜き痕が漫画の台詞の吹き出し型になっているが、円を描いて切るうちに、角度を誤ったのだろう。途中で引き返して修正している。
コロギス類は見事な切断作業を行なうが、しばしば、目測?を誤ることもある。
弘法も筆の誤り、ということだろう。

このハネナシコロギスにとって、私が放置したビニール袋が、空間に展開した複数の葉っぱの集合体に写っているのではないだろうか。

ビニール袋を使った営巣実験をやってみようと、ずっと以前に思ったこともあるが、ハネナシコロギスの方が先を越してしまった。

「ほら、こうするんだよ!」という声が聞こえたような、、、、。


三股町 田上

数日前、カゴに入れてあったビニール袋にハネナシコロギス幼虫が入っていた。
場所は飼育部屋で、ここは屋外に開放されている。
様々な虫たちが出入りしており、ときにはジョウビタキがやって来ることもある。

自然下では葉っぱを合わせたり、切って折り曲げたりして、葉っぱハウスの中に潜むという習性が、コロギス類の特徴である。

しかし、どうやら巣材としてビニール袋も気に入ったようだ。
巣材の選択条件は、材の厚さ、硬さ加減などが決め手になるのかもしれない。

これは面白い撮影しておこうと思いつつ、他の仕事に引っ張られてつい忘れてしまった。
次の日にビニール袋を覗いてみたが、幼虫の姿は無かった。

「なんだ、一夜限りの宿だったか、残念!」と、ガッカリ。

しかし、さらに数日後、再び幼虫が戻っていた。


ハネナシコロギス701A7244.JPGビニール袋は洗ったあと、吊りカゴの中で乾かしていたもので、取り入れるのをうっかり忘れていた。
まさかそのビニール袋に営巣するとはなあ〜、予想だにしなかった。

ビニールの端に切れ込みがあるが、これはハネナシコロギス幼虫が噛み切ったのだと思う。


外から丸見えだけれど、体を優しく包み込んでくれる場所が大事なのかもしれない。

オンブバッタ

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東臼杵郡 門川町 「森の学舎」

明日の観察会の下見を午後から行った。場所は県北の「森の学舎」の敷地内。学舎の手前の神社に寄ってみるつもりだったが、どこで見落としたか通過してしまった。その神社の境内には観察のし易い低い枝の多いオガタマノキがある。下見を終えて日向市内のホテルに戻る途中にもう一度気をつけてみたが、やはり神社の様子が変わったのか、わからずじまいでまたもや通過してしまった。

オンブバッタ♀IMG_0225.jpg
羽化したての柔らかい体だった、オンブッバッタ♀。薄い黄色地に赤みを帯びて奇麗な個体だった。
さて、今夜はホテルで原稿書きの仕事。


午前4時半、起床。 仕事を始める。

まあそのぶん、昨夜は10時過ぎには就寝した。

一段落するころ、嫁さんが朝食の準備をする音が聞こえてきた。

スタジオでは3台のカメラが稼働。

被写体の様子を窺いつつ、どのカメラに張り付くか判断する。

撮影をしながら、機材の改善も気になり、それをどう解決するか

考えたりもする。それもできるだけ、お金を使わない方法で。

6時間の仕事を終え、一休みを兼ねて夕食の買い出し。

鍋の具材は海鮮物で。

戻ってから、飼育中の虫の餌の採取に出る。犬も一緒。

帰り道、トノサマバッタのカップルに出会った。

ありゃ!? 

トノサマバッタIMG_8731.JPG
お互い、困っているようだ。 

♀「なにしたいの、よ!」

♂「ああ、初めてでして、、、、」

このシーンも、両者が褐色型であるからという理由で、出版界では没になります。

♂、♀「それって、差別じゃない!」







夕暮れ

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午後5時過ぎ。ススキの茎にツチイナゴがしがみついていた。

ツチイナゴ_MG_8281.JPG
もう少し明るいうちに犬の散歩に出たいとは思うが、仕事のこともあって

思い通りにはいかない。毎日、朝と夕に散歩、というのが犬を飼う場合、

最低条件ではないだろうか。それができないなら、犬を飼う気がしない。





クサヒバリ、鳴く

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フィリリリリリ〜、と賑やかな鳴き声がする。

朝から日中ずっと、その勢いは衰えない。けっこうな音量だが、

鳴き声の主、クサヒバリの知名度はきわめて低い。

夜は鳴かない。

目の前、すぐそこで鳴いているのがわかるが、なかなか姿が見つからない。

クサヒバリは小さいし、おまけに葉と葉の隙間などに

潜り込むようにして、そこで演奏しているからだ。

こっちも意地になって探す。腰をかがめ、ひたすら音源を探す。

どこや?どこや?

事情を知らない人が見れば、気が狂ったおっさん、だ。

がしかし、幸いにして、我が家は田舎である。

通りすがりの人はほぼ、皆無だ。

素っ裸でテンテコ踊りをしていても恥ずかしくない。ま、やらんけど。

さて、ツバキの茂みでしきりと鳴くクサヒバリ♂をなんとか見つけた。

クサヒバリ_MG_7816.JPG
前翅を激しく擦り合わせる様子を表現したかったが、失敗した。写真はNG。

午後5時47分。日没後、我が家の上空に夕焼け。

夕焼け_MG_7946.JPG


食欲の秋

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バッタやキリギリスのなかまの餌は主に、イネ科植物の葉っぱだが、

それ以外に花穂もよく食べる。花穂はおそらく栄養分たっぷりであろうから、

ごちそうであるのだろう。

ツチイナゴ食事_MG_1489.JPG
花穂までよじ登るのはいかにも不用心で、身を危険に晒すだけだ。

それでか、多くのバッタキリギリス類は、夜になってからよじ登ることがほとんどだ。

でも、写真のツチイナゴはよほど腹が減っていたのだろうか?美味しそうに花穂を

食べ続けていた。イネ科植物はずっと識別をおざなりにしてきたから、

写真の花穂も、植物名が正確にはわからない。

仕事部屋_MG_6476.JPG
撮影のため飼育している昆虫は、書斎に持ち込んで、いつでも覗けるようにしている。

24時間とまでは言わないが、肝心な頃合いに様子を観る、という習慣が

身に付いている。私の仕事の一場面だが、これを徹底してやっていると、

日常生活は成り立たず、家庭崩壊につながる。