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キジバト、抱卵中

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先日、玄関先に小枝が落ちていたので、はて?と、巣箱を見上げれば、
キジバトの巣があった。

ここでは3月にも営巣している。

親鳥が出掛けた隙に鏡で巣内を覗いてみれば、卵が一個あった。まだ、一個だ。

キジバトIMG_0130.JPG


ノアザミの花も終わりに近づき、白い綿毛種子が目立つようになった。
綿毛_Z5A9809.JPG昨年は撮影し損ねたカワラヒワの食事シーン。一年待っていよいよチャンス到来だ。

昨日の朝、出掛ける寸前に飛来したので、1時間ほど出発を遅らせて撮影。
ビ〜〜〜ン♪ 」 という、さえずりを聞いて、窓に設置したカメラにそっと駆け寄った。
カワラヒワS0111279.jpg食べ頃のをキョロキョロと物色してから、さっそく綿毛を引き抜いては種子を啄み始めた。
カワラヒワS0111221.jpg
種子の薄皮?を器用に揉みしだいて捨てている。動作は速いのでシャッターを切るタイミングには慎重になる。
カワラヒワS0111239.jpg
すっかり熟れてはじけた種子だけでなく、まだ固く詰まっている種子も強引に引っぱり出しては啄んでいた。 
乳白色の種子は、人の目にも美味そうに見える。
701A0339.JPG居間の窓からノアザミまでの距離は約8メートル。スズメ程度の大きさのカワラヒワを撮影するには、かなりの望遠レンズが必要になる。
8メートルの距離があってもカワラヒワは警戒するので、カーテンの隙間からレンズだけを突き出して撮影する。

レンズはCanonのEF400ミリF5.6。
これに純正2倍テレコンをかませ、カメラはOLYMPUSのOM-D EM-5 マーク2。
35ミリ判換算で1600ミリという超望遠レンズとなる。

EF400ミリF5.6は27年も前に購入したものだが、手ブレ補正のISが内蔵されてないので、ISに馴れてしまった今では、大変扱いにくいレンズと感じる。しかし、EM-5 マーク2のボディ内蔵手ブレ補正がよく効き、稼動率が低く眠っていた旧レンズが生き返ったように活躍してくれる。
とは言え、鳥の動きは速い。被写体ブレを防ぐには高速シャターを切るしかないので、あとは天候しだいとなる。昨日は曇ってはいたが、幸いにもときおり薄日が射してくれた。ISOは800とした。



二羽のヒナ

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玄関の巣箱上では、大きく肥えたキジバトのヒナが二羽、窮屈そうに並んでいる。

キジバトIMG_7511.JPG頭部に産毛が残ってはいるが、体全体はすっかりキジバトらしい姿になった。
カメラを近づけると、右手の大きなヒナは「ガガガ〜」と声をあげて体ごと威嚇してくる。

親鳥が抱卵しているとき、卵を撮影しておくつもりだったが、そのチャンスを逃してしまった。そのうちにと思っているうちに、卵の殻が地面に落ちていた。
キジバト_Z5A9616.JPG親鳥はふ化の日が近づいてからは、ほとんど巣を離れることがなかった。

このところ爆発的に虫の姿が増えた。
スズメの子育ても忙しくなり、数分おきに親鳥がエサを持ち帰って来る。
親鳥の嘴には様々な虫がこぼれんばかりにくわえられている。

「チイ、チイ、チイ〜」というか弱い、しかし、あまり聞き慣れない声がした。
庭を覗いてみれば、昨日耕したばかりの畑で、ツチガエルがシマヘビにくわえられていた。シマヘビは小さく、獲物のツチガエルの後脚片方しかくわえていない。



昨日、玄関の郵便受けに近寄ったら、いきなりキジバトが大きな羽音を立ててすぐ頭上から飛び去った。

「なんだあ!?」と郵便受けの上を見上げてみれば、巣箱の天井にキジバトの巣があった。


キジバト営巣IMG_3599.JPG
巣箱はスズメとシジュウカラが連日、揉めていたが、どうやらスズメが営巣することになったようだ。私としてはシジュウカラに来て欲しかったのだが。

巣箱と天井の間の隙間は、玄関からは死角になっている。玄関の出入りのときは、扉の開け閉めを出来るだけそっとやっているが、案外、キジバトは平気のようだ。

昨日、びっくりして飛び去ったのに、その後はじつに平然としている。
巣を留守にしたときに覗いてみれば、卵が並んでいて、すでに抱卵中だとわかった。

しかし、それにしては巣材が少なく、かなり手抜きの巣に見える。
こんなんで、いいのだろうか。

1月からずっと見守ってきた、モンシロチョウの越冬蛹。
モンシロチョウ越冬蛹P3290005.jpgまだ羽化する気配がない。寄生されているかもしれないが。

深い咳はだいぶ治まったが、今度は鼻水、鼻づまり、という症状になった。
来月早々は離島に出掛けるので、それまでには体調を整えておきたい。


食物連鎖

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ナナミノキの茂みに潜り込み、エナガが何やらしきりと啄んでいた。

エナガIMG_7411.JPG
拡大してみると嘴に小さな虫が見える。アブラムシかカイガラムシの一種だろうか。

クヌギにやって来たコゲラを目で追っていると、やがてハラビロカマキリの卵しょうへと寄って行った。
カマキリの卵しょうを鳥が食べていることは知っていても、なかなかその現場を見る機会は無い(シジュウカラがコカマキリの卵しょうを啄むのを撮影したことが一度だけある)。

コゲラS0110663.jpg卵しょうから引っぱり出されたのは、カマキリカツオブシムシの幼虫だった。
卵しょう内のハラビロカマキリ卵は、
カマキリカツオブシムシ幼虫によって食べ尽くされていたのだ。
コゲラ_Z5A9224.JPG卵しょうの中はすっからかん。中を埋め尽くしていたカマキリカツオブシムシの幼虫は、コゲラにほぼ全部食べ尽くされてしまった。


メジロ

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メジロIMG_7381.JPG
白いアイシャドウ、いいね!

でも、何でだい?

4年前にも同じ光景を見た。

今朝は庭にいたシロハラが、窓際に立つ私のほうにどんどん近づいてきた。
何かが気になっているようだった。
近寄っては目の前にいる飼い犬チョロを警戒して戻って行く。しばらくそれを繰り返していたが、
ついには気になる場所に落ち着いた。

シロハラS0190615.jpgチョロはシロハラにはとくに興味がないようだった。

シロハラが落ち着いた場所の地面がモコモコと盛り上がる。
なるほど〜!モグラがトンネル掘って移動していたのを、シロハラは見つめていたのだ。地面のモコモコ運動にシロハラは我慢できなかったのだろう。

と、次の瞬間、シロハラが大きなミミズをついばんだ。


シロハラS0190605.jpg
モグラに追い立てられて地面に逃げ出したミミズが、そのままシロハラの胃袋へと吸い込まれていったのだ。このあと、シロハラは立て続けに3匹のミミズを平らげた。

シロハラは、モグラの動きを目ざとく察知し、そこで獲物にありつけることを知っていたと思われる。
4年前、同じ場面をジョウビタキ♂で見ている。
今朝もジョウビタキ♀がすぐ近くに来たが、シロハラに追い立てられてしまった。

畑を耕すトラクターを白鷺など鳥たちがその後を追うように、モグラが小さなトラクターとなって、鳥を招くのだ。

(写真:EF400mm F5.6L USM + OLYMPUS E-M5マーク2  Commlite CM-AEF-MFT(AF) レンズマウントアダプター使用) 

朽ち果てたクヌギ材を、よいしょと持ち上げてみれば、カブトムシ幼虫のすみかになっていた。
カブトムシ幼虫IMG_7033.JPG
このクヌギ朽ち木は、7年前にシイタケのコマ打を行い、シイタケ栽培をしたホダ木である。
今では樹皮もすっかり剥がれてしまい、半分以上
土に埋もれてる。
幼虫は朽ち木の材中に潜ってるのもいるが、大半は土との境界部分にいた。

三股町 田上

先日、窓ガラスにぶつかったエナガだが、その後、元気に暮らしているだろうか。

エナガIMG_7340.JPG夕方、ナツグミの梢で出会ったエナガ。あのときと同じ個体かどうかはわからないが、自分には見覚えがあるような気がしてならない。

いつものクワの枝には、クワエダシャク幼虫がいる。
糸が
口から枝につながっているので、判り易い。 撮影したあとになって、ボケているが奥にも一頭いたことに気付いた(矢印先)。
クワエダシャクIMG_7317.jpgこちらは、どこにいるか見ればわかると思う。
クワエダシャクIMG_7324.JPG(写真:EOS-80D   EF70-300mm F4-5.6L IS USM )

三股町 田上

昨夜は鍋だったので、今日の昼食は雑炊。
食べ終わって食卓で休んでいたら、「ゴツン!!」という音が背後からした。

「今、ゴツン!って、何かが出窓にぶつかったよね」
嫁さんもたしかに聴いた、というので、さっそく外に飛び出してみれば、足下からエナガが飛び立った。

飛びはしたものの5、6メートル先のイヌビワの枝に止まったまま動かない。

「やっぱり窓ガラスにぶつかったんだよ」と、カメラを携えてイヌビワのところまで、そっと歩み寄ってみた。すぐ目の前まで寄ったけれど、エナガは動かず、眼を閉じている。

エナガIMG_7273.JPGかなり痛かったんだろう、頭がクラクラしているんだろう、眼を少し開けてはまた閉じる。とんでもなく軽い体なのに、ゴツン!という音がしたくらいだから、相当な衝撃を受けたはずだ。

エナガIMG_7295.JPG数分間、うずくまったままでいたが、やがて立ち直り、いつもの敏捷さでクヌギの高い梢に移った。
すると番の相方がすぐ傍までやって来て、互いにさえずり合い、そのまま連れ立って飛び去って行った。

我が家の窓ガラスに鳥がぶつかる事故は稀にあるが、ときにはショック死することもある。

犬の散歩ついでに近所のキムラグモの巣を下見しておいた。中でもわかり易い巣はこちら。

キムラグモの巣1.JPG
巣の扉を開いてみた。
キムラグモの巣2.JPG
よーく目をこらして見ていると、次々と巣の蓋が見つかった。

三股町 田上

うちの近所ではモズの生息密度が低いので、遭遇頻度は低い。もっともここのところフィールド歩きの時間が極めて少ないこともある。せいぜい、夕方の犬の散歩程度だ。

だからその僅かな時間の中で、久しぶりにモズのオスと出会えて、ちょっと嬉しかった。

正面からの姿は新幹線のゼロ系のフォルムを思わせる。(シャッター速度:1/1600)

モズIMG_7251.JPG
モズIMG_7253.JPG畑の回りを忙しなく移動していたので、飛び立つ瞬間を狙って撮影してみた。(シャッター速度:1/8000)
モズの写真はいづれもトリミングしている。

        (写真:EOS-80D  EF70-300mm F4-5.6L IS USM )


自動撮影カメラには何も写っていない日がほとんどだが、昨日はネコの新顔が登場した。
メスのシャム猫のようだ。尻取りで命名した名前は、「ラム」。

ラムIMG_1106.JPG
でっぷりとしたこの体型、身籠っているのだろうか?
オスの「メラ」もたまにやって来る。


メラIMG_7250.JPG
今のところ、うちの林に遊びに来ているのは、「トメ」、「メラ」、「ラム」の、3匹のようである。