カマキリの最近のブログ記事


三股町 田上

先月紹介した、2頭のオオカマキリ♀

右上にいたG子が翅を広げて威嚇しながら、K子へと突進したあと、
そのまま激しい闘争になるかと思いきや、じつは、

G子は数歩進んだ次の瞬間、クルリと反転してK子から遠ざかる方向へと駆けるように逃走したのであった。一触即発の緊張感も一気に解け、 K子は呆然と踏みとどまっているだけ、G子を追いかけることもしなかった。

その後、一旦は両者とも家壁から姿を消していたが、二日前から再びほぼ元の場所に戻ってきた。
しかし、お互いに対峙することもなく、一日中、同じ場所にボ〜ッと佇んでいるだけ。

ところが、今日の午後4時過ぎ。
K子が出窓の下側で、産卵を始めた。

オオカマキリ産卵701A6903.JPG一触即発のあの日、K子のお腹はさほど膨らんではおらず、したがってG子に狙いを定めたのは、空腹によるものだろうと、私は想像した。G子のほうがいつでも産卵できるのではないか、と思えるほどお腹がパンパンに膨らんでいた。産卵の順番としては、G子が先になるだろうと踏んでいたのだが、結果は逆転した。

G子はこの産卵場所から60センチほど斜め下の家壁にじっと休んでいた。
G子の産卵はいつになるだろう?

オオカマキリ701A7006.JPG
オオカマキリ産卵IMG_4402.JPG



三股町 田上

南向きの家壁ではカマキリ達がよく休んでおり、今秋もハラビロカマキリのメスが3頭、産卵を済ませている。先日からハラビロと入れ替わりで、オオカマキリの姿を見るようになった。コカマキリのメスも1頭いたが、チョロの犬小屋に近づき過ぎたせいで、今朝のこと残骸になっていた。犬小屋は画面の左側、西角にある。

オオカマキリ、今朝は2頭いた。

一触即発IMG_0475.JPG画面右上が、緑色型で、左下が褐色型。

両者に気付いた時点では、左の褐色型がジワリ、ジワリと右上に移動していた。
つまり、褐色型は緑色型を獲物として狙っていたと思われる。

少しづつ距離を詰めていたが、写真の距離まで狭まったとき、右上の緑色型(以後、 G子と呼ぶ)が反応を示した。近寄る褐色型(以後、K子と呼ぶ)に顔を向け、翅を半開きにして鎌を構えボクサーの防御姿勢となった。

G子の警戒姿勢に気付いたK子は、ピタリと動きを止め、まさにフリーズ状態となった。ここからが長い。
私は2メートル距離をおいた場所で椅子に座って、観戦することにした。
睨み合いから20分ほどして、G子に動きが出た。

G子は翅を半開きにしたまま、腹部をクネクネと左右にくねらせながら、なんとK子のほうににじり寄っていく。最初は受け身だったが、自分が狙われていると察知したのか、反撃に出たように思えた。

そうなると、k子も防御姿勢となり腹部をくねらせ始めた。お互いでかい腹を見せびらかすようにクネクネ。なんとも悩ましい仕草ではないか!

う〜ん、これは凄まじい共食い合戦になるのでは、、、、、、、、、、、!?

と、固唾をのんで見守っていると、意外な展開になった。この顛末は来月にまたお知らせ致します。
覚えていたらですが。

夕方、犬の散歩で谷津田を歩いていたら、昨夜あたり産卵を終えたらしい、ナガコガネグモの♀がいた。


ナガコガネグモ産卵PA300070.jpgすぐ傍の草むらでは、ねぐらについたタテハモドキが4頭いたが、そのうち1頭だけが夏型だった。

小型耕運機は大活躍。昨日、私が留守をしている間に嫁さんが一人で畑を耕していた。

畑701A6479.JPG畑の面積は15平米。サニーレタス、ブロッコリー、白菜の苗の他、数種の種子も蒔いてあった。
嫁さん、耕運機のエンジン始動がどうしてもできず、苦労していたが、何回か私が実演してから暖気運転をしておいたら、なんとか自力でできるようになったようだ。


ヒメカマキリ幼虫

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三股町 田上

畦道の草むらにいた、ヒメカマキリの幼虫。

スタジオIMG_4830.JPG脱皮直後だったようで、抜け殻も傍にぶら下がっていた。
スタジオIMG_4833.JPGおそらくステージは、終令かと想像する。10月に成虫が現れるのは、ヒメカマキリであって、サツマヒメカマキリではない。逆算すれば、この幼虫はヒメカマキリと思う。

仕事の内容によっては、室内撮影もする。被写体の様子を窺いながら、撮影のチャンスを狙うので、一旦組んだ撮影セットはしばらくそのままで待機となることも多い。

スタジオP9280002.jpg今日はその撮影を始めたが、途中でアクシデントが発生し、撮影を中断した。この撮影セットは、チョウの蛹を立体的に撮影するのが目的。三脚は思い切り脚を広げているので、気を付けないと躓きそうだ。

4台のカメラが室内撮影専用として稼動している。いつやって来るかも知れない撮影チャンス。その時になって慌てて準備をしても間に合わない、とうことがないように備えている。
撮影条件によってカメラ4台がそれぞれの持ち場で控えている。

もう一台加われば、サンダーバード5号まで揃うのだが、 これではスタジオ撮影を減らしたい、という願いに反するが、まあ仕方ない。

今日は聴こえなかったが、昨日まで、アブラゼミが近くで鳴いていた。
9月に入ってから羽化する個体も稀にいるが、さすがにアブラゼミの季節は終了と言っていいだろう。

玄関前のイロハカエデの梢で、コガネグモの子グモが出のうしていた。


スタジオIMG_4849.JPG





クワの葉を調達に出たついでに、鳶岡林道に入ってみた。

ここは少し上がるとアカマツが多く、ハルゼミの生息地としては

我が家からもっとも近い場所かと思う。松茸も生えているのだろうなあ、

今日も3台の軽トラとすれ違った。この林道に入るのは2年ぶりである。

スギ植林の伐採跡に、オトコエシの白い花が無数に咲いていて、

イシガケチョウが吸蜜していた。狭い範囲にけっこうな数が集まっていた。

これは♀、こっちは♂だな、と撮影しているうちに、ふと足下を見れば、

オオカマキリの♀が産卵していた。

オオカマキリ産卵IMG_7553.JPG
杉の苗木に産んでいた。

すぐ傍らに別の卵のうがあったが、そちらにはカマキリカツオブシムシが産卵中。

カマキリカツオブシムシに狙われると、オオカマキリの卵のうも一溜まりもない。

三股町の田園風景。

三股町田園IMG_7561.JPG
画面奥に霞む山並みの向こう側が、日南市となる。

今晩のこと、クロヒカゲ1令幼虫が眠に入った。






小さなカマキリ

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花壇で獲物を待つハラビロカマキリを撮影していたら、

とても小さなカマキリが、すぐ目の前にいた。

サツマヒメカマキリ幼虫IMG_4897.jpg
大きさは、7ミリ程度。 とにかく小さい。もちろん、まだ幼虫である。

この幼虫が成長して、成虫になるのは10月以降の秋だろう。

本種が、ヒメカマキリなのか、サツマヒメカマキリなのか、わからない。

しきりとあたりを眺め回し、ボクサーみたくときおり鎌脚を伸ばしたりしていた。


 さて、昨日、届いた「カブトムシ山に帰る」(山口進 著)を一気に読み終えた。

私の林はどちらかと言えば、奥山に近いかもしれない。堆肥はほとんどなく、

朽ち木でカブトムシは育っているからだ。毎年、小さいカブトムシのほうが多い。




食事の時間

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台風一過、しかし北風がまだときどき強い。おかげでかなり涼しく感じる。

午後から陽射しも出て、洗濯物がよく乾いた。

台風の影響で花壇の花はほとんどが折れて倒れた。若干、残った花に昆虫が

来ているが、撮影できる状態ではない。

明日の標本教室の準備でチョウを採集していたら、

オオカマキリ幼虫に先を超された。

オオカマキリIMG_3696.JPG
ススキでは、ツチイナゴ幼虫が食事中だった。

ツチイナゴIMG_3718.JPG
ようやく、ショウリョウバッタのメス成虫も現れた。



[ 宮崎県 三股町 ]

天気情報では今日にも暴風雨圏内に入るとのことだったが、

雨風はたいしたことがなく、午前中には青空さえ覗いていた。

東京の出版社に写真を発送したのだが、台風の影響で航空機が欠航する

可能性もあって、急ぎ便でも通常便と同じになるかもしれないとのことだった。

写真データの容量は300MB以下なので大容量ファイル送信でもよかったのだが、

時間帯によってはかなりの時間が掛かる。雑誌の仕事なので締切には

余裕をもって届けたい。安全策として早朝の時間帯に送信しておこうかと思う。


庭にオオカマキリが2匹いた。

緑色型と褐色型で、どちらもメスである。

B_008004オオカマキリ色型.JPG児童書の中でカマキリといえば、通常、オオカマキリである。

色味からして標本写真では必ず緑色型が選ばれ、

生態写真も緑色型がよく使われているらしい。

しかし、私はこれまであまり体色にはこだわってこなかった。

カマキリらしい仕草、表情、そういったことがしっかり表現できるかどうかに重点を置いて

きた。あとで、そういえば褐色型だったなあ、と思うことはあっても、それでNGとは

していない。カマキリは体色がどうあれ、表情豊かな昆虫だと思う。


( 写真: EOS-7D  EF-s 60ミリマクロ )

昨日紹介したオオミズアオ幼虫は今朝から脱皮休眠に入って、食事を絶った。

いよいよ終齢である。










[ 宮崎県 三股町 ]

庭の枝にあるセミヤドリガの繭を点検していたときである。

視界の隅にあったのは枯れ葉か、あるいは枯れ葉てんこ盛りのミノムシと最初は感じた。

カクレミノの梢にぶら下がっていた。

B_005801発見当初のカレハガつがい.JPGもう少しで見落とすところだった。

カレハガの交尾カップルだ。

B_005828カレハガ交尾.JPG地上から高さ2.5mあるので脚立に登って撮影したのが下の写真。

ぶら下がっている方がオスで、カクレミノの葉につかまっているメスは、

おそらく昨日、サクラの幹で撮影した個体であろうと思われる。

カクレミノは桜のすぐ隣にある。少し離れて見れば、まったく枯れ葉にしか見えない。


さて、昨日一斉孵化したオオミズオアオ(おそらく)は、ほとんどがクリの葉に食いつき、

2割ほどの個体がヤシャブシを食っていた。35匹のうち、3匹は干からびて死んでいた。

したがって32匹の飼育開始である。

CIMG1002オオミズアオ飼育.JPGオオミズアオは多食性であり、ハンノキも食べるからヤシャブシも食べるのだろう。

一方、オナガミズアオは野外ではハンノキ、ヤシャブシを食べるが、飼育下では

クリで成虫まで育った記録があるようだ。


夕方の散歩で、飼い犬のチョロはショウリョウバッタのメスを2匹、たいらげた。

好物はトノサマバッタとショウリョウバッタ、そしてタイワンクツワムシだ。

大きいから食べごたえがあるのだろう。

アスファルトの路上でオオカマキリ幼虫をチョロが先に見つけて、いきなり咥えとった。

が、すぐに放り出し、またくわえる、ということを3回繰り返して

プイと歩き出した。

オオカマキリ幼虫は放り出されてもチョロを睨みつけて威嚇ポーズをとっていた。

Z9091805オオカマキリ幼虫威嚇.jpg一瞬、私には威嚇行動が効果あったかのように見えたが、おそらくそうではないと思う。

オオカマキリは幼虫であって、威嚇ポーズをとってもとらなくても、

犬のチョロにその違いが目で見て判別できたであろうか?成虫なら派手で大きな翅を

広げるからその可能性はある。

チョロの噛み付きには手加減があって、

オオカマキリ幼虫にはまったく傷もついていなかったが、それはカマキリの姿に警戒した

というよりか、ショリョウバッタやトノサマバッタなど、草食昆虫とはまったく違う

体臭を嫌ったのではないか、と感じる。犬は匂いの世界にどっぷりと浸かって生きている。

バッタを捕まえるとき、まず匂いで発見して飛びかかることがほとんどだ。

匂いを察知するやいなや前両脚で地面に押さえ込む。掴まえた!という犬の興奮が

伝わってくる。

脚の下に直接押さえ込めば問題はないが、草のあいだに紛れてバッタが

押さえ込まれた場合、隙間を見つけてピョンと跳ねて逃げられることも多い。

跳ねたあとのバッタは20センチと離れていない場所にじっと伏せる。

と、チョロには押さえつけた場所に残る匂いに惑わされてか、

すぐ傍のバッタの姿にはまず気付かない。

匂いレーダーは見えない場所に隠れているバッタを見つけ出す方法としては優れているが、

ジャンプを得意とするバッタ類が匂いを撒き散らすと、レーダーは迷ってしまう。

その点、ネコならどうだろうか?

普段、オオカマキリに襲いかかることはほとんどなく、私が目の前に放り出しても

無視するのがチョロだ。今日に限ってオオカマキリ幼虫を襲ったことは意外だった。



(写真: EOS-7D  EF8-15ミリ魚眼、  EF-s60ミリマクロ、

              E-M5  ライカ45ミリマクロ、             EX-ZR300  )




[ 宮崎県 三股町 ]


嫁さんに頼まれたNHKの「きょうの健康」今月号を買いに書店に立ち寄ってみれば

NHK出版の「里山の草花ハンドブック」 が置いてあったのでようやく購入できた。

本書の本文解説は、山形の永幡嘉之さんが書いている。

このハンドブックシリーズは写真だけでなく、文章の内容が面白く

実用的な図鑑とは違った魅力がある。


今日は敷地内でオオカマキリの成虫を3匹見た。

まだ終齢2匹がいるが、これからは成虫のほうが多くなってくるだろう。

昨日はチョウセンカマキリの終齢を近くの草むらで見た。

オオカマキリの新成虫はさすがに初々しいが、怒り方にもパワーがみなぎっていた。

B_005626オオカマキリ.JPG口の赤と前脚付け根の濃藍色のグラデーションとの組み合わせが、視覚的に恐怖心を

誘う。この効果は人だけでなく、獣や野鳥にもかなり通用するものではなかろうか。

さらに私がちょっかいを出すと、前脚を大きく広げた。

B_005623オオカマキリ大きな口.JPGそういえば、今日はヤマカガシの幼蛇が鎌首を揚げたまま、移動していた。

私の姿に驚いてのことで、威嚇しつつ逃げていたわけだが、

その後ろ姿にオオカマキリと似たような雰囲気を感じた。恐怖心とはどこから

どのようにして私たちの脳に浸透するのだろう。

昆虫写真では、このように生き物のリアルな姿を描写することによって、

ときには気落ちが悪い場面も多く提供する。頼まれもしないのに。

これが例えば、植物写真家のブログであれば、こんな気持ち悪い場面はほぼ

無いで0あろうかと思う。

動物では可愛いだけでなく、美しいだけでなく、ドロドロとした生命の

営みも表現の対象となる。

そもそもカマキリを嫌う人も多く、また一方でカッコいいと感じる方もいて両極端。

しかし、こうして人に向かっても反応をみせてくれる昆虫はそう多くはないので、

怒りっぷりの良いオオカマキリには親近感を覚える。

オオカマキリにちょっかいを出して喜ぶ私などを見て、それが人社会からの逃避であろう、

という精神分析もまた有り得る。人社会にどっぷり浸かっていれば、それも当然だ。

さて、夕方の犬の散歩でカラスアゲハの雌がねぐら場所を求めて同じ場所を右往左往

していた。ゆっくり飛翔しているので後ろ翅の青い模様がひときわ綺麗に見えていたが、

レンズ交換しているうちに、ねぐら場所の梢に落ち着いてしまった。残念。

Z9061703カラスアゲハ雌.jpgチョウは綺麗ということで人気も高いが、しかし蝶の鱗粉が舞うのが嫌い、という

人も世の中には少なくない。蛾も蝶も一緒というのは、ある意味で正しくはある。

昔付き合っていた彼女がミヤマカラスアゲハがすぐ傍まで近寄ってきたとき、

ものすごく怯えていたのが印象的だった。

彼女の「粉が嫌いなの!」という言葉には、ちょっと意外であった。

写真:EOS-7D  EF100ミリマクロ  (オオカマキリ)、


    E-M5   M.75ー300ミリズーム (カラスアゲハ)












[  宮崎県 三股町 ]

庭の草むらで逆さまになって、三日目。

このオオカマキリ幼虫、今朝になってもまだ羽化していない。

Z9041369オオカマキリ終齢幼虫.JPGお腹がいっぱいなのでここに留まっているだけのようだ。

うちの敷地内にはまだ羽化手前の終齢幼虫がほかに3匹いる。

オオカマキリの羽化はだいたい夕方以降、夜間に行われることが多い。

羽化脱皮直前まで動くので、観察や撮影は意外と厄介だ。


今日は午前中、三股町の上米公園で観察会の下見をした。

NPO法人「こじいの森・こどの時間」のスタッフの方達も同行。

まだ暑いが気持ちよく晴れた。日陰に入ると空気も乾いているし、風もあって涼しい。

秋の気配が日毎に増してくる。池にはカイツブリの親子がいて、

ギンヤンマの連結カップルが盛んに産卵していた。

林道を歩いていると大きなミミズの死骸を食べている、マイマイカブリ がいた。

Z9041402.jpgアカメガシワとクリの樹液に来ているマイマイカブリは見たことがあるが、

昼間の活動を観察する機会はきわめて少ない。せいぜい走り去っていく姿を見かける

くらいだ。

上米公園の林道は一部、遊歩道として整備されているが、広く巡り歩くには

中途半端なルートしかない。しかも昨年杉の間伐作業があって、雨の影響もあり

一部のコースが荒れてしまった。観察会を行うにも今回はルートを縮小せざるを得ない。

いっそ、杉植林はもっと思い切って伐採し自然林を回復するようにして、

広大な森の中をあちこち探検できる公園にして欲しい。

自然公園という発想に至らず、公園というと

鑑賞木や華やかな花壇、そして桜、紫陽花を整備することが多いのは残念だ。

と、愚痴をこぼしながら、下見を終えた。

帰り際、草むらで産卵するチャバネセセリがいた。

産みたての卵を皆さんに見てもらった。

L1040320チャバネセセリ卵.jpg

写真機材: カメラ   E-P1、E-M5

         レンズ  M.70ー300ミリズーム、M.40-150ミリズーム
              
                 オートベローズ+マクロ38ミリ

        ストロボ  サンパックAUTO30SR改造、FL-36R