タマムシ、ぞろぞろ

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窓の外から 「タマムシが、来ているよ」と、犬の散歩から戻った嫁さんの声。

     「ああ、それは訪問者ではなく、うちの庭で誕生した新成虫だよ。

       これから、どこかへと旅立って行くんだよ」と、私。

嫁さんが指差す先を目で追うと、いました!


タマムシ701A0279.JPGゴーヤを植えたプランターの縁にしがみついて、体を丁寧に繕っていた。

すぐ傍にクヌギの朽ち木があって、楕円形の真新しい羽脱口が空いている。
このクヌギ材も、4年前に伐採したもの。

タマムシは夜露に濡れていて、まだしばらくは飛べそうにない。

タマムシ701A0275.JPGそっと近くに寄ってカメラを構えたが、逃げるそぶりも見せない。

飛び立つ瞬間の写真(下)は、先日撮影した別個体。
ま、しかし、お昼前には姿が無かったから、こうして飛び立って行ったのだろう。

タマムシIMG_2854.JPG
梅雨明けころには、プランターのゴーヤの蔓が緑のカーテンになるであろう、窓枠には、コガネグモが巣網を張っている。窓ガラス越しに目線の高さでコガネグモの様子を毎日、観察できるわけだ。
ま、いつ眺めても、ほとんどはじっとして動かない。

X字型に拵えた「帯糸」が白く目立つ。  画面左にはカーテンが写り込んでいるが、窓ガラス越しに撮影したからだ。

701A0228.JPGなかなか綺麗な帯糸なので、ちゃんと撮影しておこうと、
窓を開けたらその弾みで、網糸の一部が窓ガラスに掛かっていたため、帯糸の左下だけがだらしなく崩れてしまった。しまったと!と悔やんだが後の祭り(昨日の昼)
701A0239.JPG

で、一日経っての今日。 修復しただろうねえと、期待していたのだが、、、、、、、、、、、。
コガネグモ701A0254.JPG修復作業が勢いづいたのか、帯糸が増設されていた。通常、帯糸はX字型の4本で、どれかが欠けて3本になることも多いが、6本というのは、初めて見たような気がする、、、、。
縦糸の間隔も乱れているから、そこで計算違い?が生じたのだろうか。





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