小さな樹液レストラン

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居間の窓枠から光ケーブルへと引っ越しをした、コガネグモ。
コガネグモIMG_7614.JPG
糸でグルグル巻きにされた獲物は、サツマコフキコガネだ。ボリュームたっぷりなので、時間を掛けて堪能している。コガネグモのお腹もはち切れんばかりに肥えている。
円網の直径は90センチ以上。
目線で撮影するには、2m脚立の天板に立たねばならない。
今日の写真は地上から、望遠ズームレンズで撮影。

円網の端っこにはオスがいる。左前脚2本を失い、痛々しい姿だ。

オスIMG_7611.JPG
メスは前に一度、オスを食べてしまったが、さて、このオスの運命はいかに。

ちなみに光ケーブルは地下に埋設する予定だったが、埋設管の中で何かトラブルがあって、導入工事がどうしても出来ず、止む無く空中に配線した。

庭のクヌギ小木にはコウモリガ幼虫のしわざで、樹液が滲み出ている。
今日はノコギリクワガタのペアがずっと陣取っていた。

ノコギリIMG_7598.JPGしばらくして、ゴマダラチョウとシロテンハナムグリ。
樹液IMG_7641.JPGレストランの間口が狭いので、ここにオオスズメバチが来れば、ずっと占拠されてしまう。じつは数日前までは、そうだった。オオスズメバチはどこか他の樹に通っているのだろうか。

せっかくの夏日だが、室内撮影の待機中なので、屋外に出る時間は小刻みに少しだけ。しかし、どうやら読みが甘かったのか、今日で撮影が終了する予定が明日に持ち越ししそうだ。予定していた草刈り作業も明日以降に延期した。

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