コンデジ高倍率接写、つづき

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コンデジにクローズアップレンズを取り付け、高倍率接写ができる

仕組みを昨日、工作した。

(昨日の記事では、カメラ設定に誤りがあったので、訂正しました。)

コンデジの望遠ズーム端で最高倍率撮影ができるが、では逆にどこまで

引けるかテストしてみた。

まずは、コンデジ単体のマクロモードでテスト被写体を撮影。

モデルはOLYMPUSの「ペンちゃん」。高さ45ミリのフィギュアだ。

作例2CIMG3594.JPG
EX-ZR300のマクロモードでは、このように広角接写となる。

さて、レイノックスのクロースアップレンズをアダプターを使って装着。

最高倍率で撮影⬇️

作例3CIMG3574.JPG
ペンちゃんの右目がほぼ画面いっぱいに写る。

こんどはズームレバーで広角側に少し戻す。ギリギリ画面がケラれないところで

撮影したのが、こちら⬇️

作例4CIMG3589.JPG
画面右上に赤い写り込みが現れた。

この赤い写り込みは内蔵ストロボの発光が影響している。

焼酎ワンカップで拵えたアダプターが透明であるから、当然ではある。

予想はしていたが、ちょっと残念。アダプターが透明のほうが改造カメラの面白み

があった。だが、撮影結果がこれでは仕方が無い。

アダプターを黒のラッカーで塗装しておいた。

作例5_MG_0121.JPG
仕事部屋を出たすぐの草むらで、ウマオイの♀が休んでいたので、

テスト撮影してみた。 顔のアップだ。

作例1CIMG3544.JPG
「ペンちゃん」の写真も、このウマオイの顔も、内蔵ストロボに

NikonのSB-30をスレーブ発光させて、撮影した。つまり左右から2灯のライティング。

「ペンちゃん」の目のアップも、ウマオイの眼のアップも、深度はかなり浅い。

コンデジの受像素子は小さいので、深度が深い、とはよく言われるけれど、

ここまで倍率が高くなると、ピントが合う範囲はきわめて狭い。

撮影時もピント合わせにはたいへん苦労し、何度もやり直している。

外部ストロボを付け足したのでは、手軽さからほど遠くなってしまうのも考えものだ。

できれば内蔵ストロボだけで、光を回したい。

となると、ディフューザーを工夫するしかない。

ちょっと面倒な工作が必要だ。





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