「刑務所の中」

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九州地方は今朝、梅雨明けした。日射しが厳しく、朝から猛烈な暑さだ。

我が家にはエアコンが無い。(撮影スタジオにだけ設置しているが、ほとんど使っていない)

なので窓という窓はできるだけ開けて、すだれで直射日光を遮り、風通りを良くすることだけが、暑さ対策だ。もちろん扇風機は使うので、電気代がタダというわけでもない。

開けっ放しの玄関の網戸で、ウラギンシジミが盛んに口吻を伸ばしていた。
何かがダブったようにシルエットがいびつだったので、何だろう?と近寄ってみれば、チャスジハエトリがにじり寄っていた。

ウラギンシジミIMG_8287.JPG
しかし、刑務所の面会室みたく、お互い網戸の反対側にいるので、ハエトリグモの狩りは叶わず、ウラギンシジミは全く気にすることもなく、チュウーチュウーしていた。


ヤブガラシには、セスジスズメの幼虫が多い。若令から亜終齢まで、ステージも様々。
大きめの幼虫を眺めていたら、同じ株の葉っぱには、点々と卵がついていた。
セスジスズメIMG_6006.JPGはたして、周辺のヤブガラシの葉っぱには、裏にも表にもやたらと卵が産み付けられていた。
セスジスズメIMG_6368.JPG卵は形の面白さとしては物足りないが、これをいっぱい集めて束ねて、マスカットに仕立ててみたくなる。

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