ハチマガイスカシバの産卵行動

| | トラックバック(0)
一体何日ぶりだろうか? 今日は、久しぶりに洗濯物を天日干しできた。
予報では曇りだったが、青空も出て夏日となった。

ゴマダラカミキリのメスの活動が盛んだ。

ゴマダラIMG_8056.JPG
ソメイヨシノの細枝には、ヒメニシキキマワリモドキがいた。それも2頭。
1頭は警戒してポロリと落下した。
ヒメニシキIMG_5474.JPG体長9ミリ程度。 見た目通りに写真で再現するのは難しいが、現場でしつこく撮影してみた。ま、家から数十歩の場所ではあるが。

本種は、ゴミムシダマシ科Tenebrionidaeに属す。
ゴミムシダマシ科は国内で300種以上が記載されていて、全世界ではなんと16,000種もいるそうだ。
このグループは「ゴミダマ」と呼ばれ、そこそこ人気があるようだ。

さて、午後から草刈り作業をするので、その前にと、庭のクヌギで観察を続けていたら、目の前に、ハチマガイスカシバがやって来た。今夏、二度目の遭遇だ。
ハチマガイIMG_5569.JPGしゃがみ込んでいた私の目線の先には、コウモリガ幼虫巣のパッド(蓋)があり、ハチマガイスカシバは一直線にそこへ向い、着地するとすぐさま、お尻を曲げて産卵行動に入った。
ハチマガイIMG_5573.JPG数回、産卵をした(実際に産卵したかどうかは?)あと慌ただしく飛び去ったが、この途中にもう一頭のハチマガイスカシバも飛来した。あとから来たメス(おそらく)は、先客がいたか、とばかり別のクヌギへと飛び去った。

今日のところは、観察したままのことだけ書いておこう。
ハチマガイスカシバの生態は未知とされている。

午後1時半から、林の観察路を中心に草刈り作業を行った。2時間掛かったが、これくらいが限界。2回休憩をとったものの、作業を終えたあとは食欲が無くなるほど疲れる。
全部終えるには、あと一日は必要。





« 梅雨の中休み       コガネグモ、産卵する »