鱗粉模様

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先月の19日に手術を受けてから今日で約一ヶ月となった。
入院していたのはわずか10日間で、あとは静養のみとなった時点で退院を早めた。

ただ、やはりうちにいると、あれこれ動いてしまい、ゆっくり静養できていない。
開き直ってじっと静養するというのは、自分にとってなかなか難しいものだと、思った。

それでも日に日に体調が戻ってきている実感はあり、サクラが満開のころにはかなり復調しているのではないかと思われる。例年、花見などしたことがない私だが、つい先日、近所の方と一杯やりましょか、などと話が弾んだりした。

今回の入院、手術という突然の出来事は、私の仕事の上ではなんともきわどい時期にうま~く納まってくれて、たいへん助かったとも言えるだろう。
手術の日程がうしろへあと一週間もずれていたら、間違いなく厄介なことになっていた。

チョウの翅には無数の鱗粉が整然と並んでおり、それを離れた位置から見れば、見事な紋様となる。
というのは、誰でも知っている事実だが、あらためて鱗粉配列を拡大してみれば、
その神秘さに、思わずため息をつきながら見とれてしまう。

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X2193379.jpg写真は、タテハモドキ秋型の翅の前、後翅の目玉模様。








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