太陽の下で

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今日の日射しは肌を焦がすほど強烈だった。

朝食を終えて玄関を出たとたん、オオカマキリのふ化シーンを撮影することになった。

まだ午前8時だったが、強い光線を直接受けるオオカマキリの卵と、

それとは逆に光をあまり受けていない背景の林や畑と、

それぞれの明るさにはたいへん差があって、露出の調整が少し手間取った。

これがスタジオ内での撮影なら、光の当たり加減は事前に思い通りに調節できるので

苦労しないが、しかし、太陽の下で撮影するときの清々しさが、室内にはない。

これは撮影者の気分の問題でもあるが、その気分とはけっこう大事なところだろう。

X2116171.jpg上の写真は野外で撮影したものだが、ここまでクローズアップするならば、

これとまったく同じ写真をスタジオでも再現できる。

けれども、撮影者である私がこのような写真を観るときに、スタジオでの作業を思い起こすのか、

それとも野外で気持ち良く撮影したことを記憶として持っているかでは、

言うまでもなく大きな違いがある。

売るための写真に徹する場合であれば、そのどちらであっても関係ないわけであるし、

スタジオ撮影のほうがはるかに効率は良い、はず。いわゆる経済効率大ということだ。

だが、2年前にここ宮崎に引っ越してから、そのへんの捉えかたというか、

気持ちの構え方が変わってきた。

( 写真/ E-3  ズイコーデジタル35ミリマクロ+1.4倍テレコン )







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