水平魚眼レンズ+ツインフラッシュシステム

| | トラックバック(0)
今朝、玄関前にハラビロトンボがいた。ときどきこうしてやって来る。

ハラビロトンボはシランの植え込みに落ち着いていることが多いが、

いつもあまり長くは滞在せず10分もしないうちに何処かへと姿を消す。

X20291744.jpg
W20292325.jpg
先月、オリンパスから発売されたツインフラッシュブラケットは、

ストロボ2台をカメラボディに装着でき、レンズ脇に発光部を配置できる。

したがって水平魚眼レンズなどを使って最近接撮影するときなどもたいへん重宝する。

写真上段は8ミリ魚眼に1.4倍テレコン+ツインフラシュを付けて最短距離で撮影。

下段は、マクロ50ミリレンズで通常の撮影(ストロボは内蔵ストロボ使用)。

X20292081.jpgこちらは↑、うちの林で若葉を広げたヤマビワ。

ヤマビワは常緑樹だが、冬の間に葉を落とす量も多く、よく葉っぱの更新をする。

とくにスミナガシやアオバセセリの幼虫に暴食されて丸坊主になったようなヤマビワでは、

春になってからの芽吹きがたいへん綺麗で目立つ。

こちらの写真も、8ミリ魚眼と1.4倍テレコンの組み合わせ。そしてツインフラッシュで軽く

影をおこしている。


ツインフラッシュブラケットに、オリンパスのストロボFL36Rを2台装着して使用するとき、

私のやり方としては、RCモードを使っていない。

ストロボの調光モードはスレーブ発光のマニュアルにし、

カメラ側の内臓ストロボもマニュアルの最低光量にしてある。

これはなぜかと言えば、RCモードはたいへん優れた機能だと思うが、

2台のストロボの発光量の調整操作をするとき、モニター画面のスーパーコンパネを

いちいち見ながら行うボタン操作がまどろっこし過ぎる。

その間、被写体から目を離すことにもなり設定が済んだら目の前の虫がいなくなっていた、

なんてことにもなりかねない。

マニュアル設定だと、ファインダーを覗いたまま、

手探り操作(回転ボタン)で各ストロボの光量を調整できるのが良い。

またTTL調光だと、どうしても露光調整がうまく効かない場面もあるので、

マニュアルの方が確実である。露出の加減は何度か撮影していくうちに体が覚えてくれる。

左右のストロボの発光バランスも大事で、撮影条件によってそのバランスを加減する。

いつもいつも両灯均一発光では写真が不自然な感じに仕上がってしまうので、気をつけたい。

ツインフラッシュブラケットにストロボ2台を付けるとき、カメラボディはE-3くらいの大きさが

ホールディング時のバランスが良く、これよりか小さいカメラではグリップが辛くなるから

なんらかの工夫も必要だろう。

Y90200302.jpg





















« みまたんち (その1)       シャクトリムシの正体 »