散歩コースのチョウ

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午前5時起床。

長男の朝食と弁当を作る。長男は中学校野球部の練習で土日の休みもない。

洗濯は、2回。

次男に朝食を用意して、洗濯物を干し終えてから、犬の散歩に出る。

駐車場を出るとき庭のススキ原に、ツマグロキチョウが見えた。

まだねぐらについたままだ。

JX1011583.jpg近所の田んぼでは、朝早くから稲刈り作業。

「新開さ~ん!」と、稲束を抱えたおじいさんから、呼び止められた。

「今朝、稲に枯れ葉みたいなチョウが、いてな。びっくりしたわ。」

「ああ、それはタテハモドキという、チョウだと思いますよ。」

「あんなのは、はじめて見たわ。あんなのがおるんじゃねえ。」

ソバ畑にはたくさんの虫が訪れていた。

ヤクシマルリシジミ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、ベニシジミ、、、、、、、、、、、、

そして、ウラナミシジミも。

JX1011792.jpg犬の散歩は、日々の自然観察として欠かせない時間だが、

今日はあまりゆとりがない。戻りかけて、落ち柿に来ていたでっかいクロコノマチョウを

蹴散らしてしまった。クロコノマが来ていることは予想していたのだが、枯れ葉に紛れて

見落としてしまった。

ムラサキシジミが俊敏に舞う。目の前でピタリと止まったので、そっと近づいてみた。

JX1011911.jpgムラサキシジミのメスは翅を屋根型に開いて、朝陽を浴び始めた。

( 写真全て/ E-620  ZUIKO D 50ミリマクロ )


『南九州の樹木図鑑』
(南方新社)

昆虫を知りたければ、植物を知るべし。

東京で暮らしていたころ身近にあった植物の顔ぶれと、

ここ宮崎に来てから身の回りに生えている植物の顔ぶれとは、かなり違っている。

当たり前のことだが、困ることが多くなった。

こういうときは、地方書の図鑑が役に立つ。地域を限定して種類数を絞り込んでいるから

、名前調べの当たりを付け易い。

今日は都城市の書店でたまたま、この一冊を見つけて購入した。樹木のみ200種が掲載

されており、葉っぱの形と生え方に着目している点で、使い易いと思えた。

南方新社の「昆虫図鑑 採集と標本の作り方」の改訂増補版もすでに出ているはずだが、

ここの書店には旧版しか置いてなかった。旧版もたいへん役に立つ図鑑だが、

改訂増補版はさらに種類数が増えているので、是非、欲しい。


ついでに、とりのなん子さんの漫画「とりぱん」を7巻までまとめ買いした。








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