秋色

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私は秋という季節が好きなほうだが、反対にあまり好まない方も多いようだ。

それはともかく、『新開孝の昆虫写真工房』は今年の11月1日をもって、

6年目を迎えた。ホームページのリニューアルは滞ったままだが、

ブログ更新は途切れながらも6年間更新してきた。

11月1日というのは私の誕生日でもあるので、また歳をとったなあと溜息が出る。

JX033616.jpg午前中は仕事をしたが、午後からは家の冬支度などあれこれ忙しかった。

嫁さんがシイタケ栽培するというので、菌を打ち込むための穴あけドリルを買い求めた。

ホダ木の穴あけ専用ドリルがあって、それもいくつか径の種類がある。

ホームセンターからうちに電話をかけて、その径を確認してから8.5ミリのものを選んだ。

うちの近所には、ホダ木にちょうど良く育ったクヌギ林があちこちにあるが、

持ち主の方たちが高齢者であるせいか、伐採される光景をまだ見たことがない。

今月はその伐採シーンを撮影する予定で、その準備も進めている。


夕方になってうちの林の中を歩いていると、アカメガシワの葉うらに一匹の

アカギカメムシが静止していた。体色はすっかり黄色になっている。

枝をもって引き寄せようとしたら、ポロリと落ちてきた。

JX033628.jpg国内のカメムシとしては大型であり、腹側を見ればキンカメムシ科の名にふさわしく

緑金色に輝いている。

止まっていたアカメガシワは9月にアカギカメムシが大量に繁殖した場所でもある。

一旦はほぼ全部のアカギカメムシが飛び去ってしまったのだが、

今頃になってこうして居残っているのがむしろ不思議に思える。

家のすぐ横のエノキではゴマダラチョウの幼虫が歩いていた。

JX033674.jpg明日は、三股町立図書館で展示してある写真パネルの回収作業がある。


( 写真全て/ E-620 ZUIKO D 50ミリマクロ )




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