双頭葉?

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うちの駐車場の排水溝に落ち葉が溜まっている。なんということもない風景だが。

その落ち葉のなかで、私の目を惹いたのがこれ↓

エノキの葉.jpg一枚のエノキの葉っぱだけど、よく見れば二枚のようにも見える。

なんだか変だ。

ヘビの異常型として、双頭の個体がときに新聞ネタになったりするが、

まさにこれは葉っぱの双頭型と言えるのだろう。


相変わらず今日も朝からポジ写真の蔵出し作業。

せっかくだから整理作業も並行して進めていると、次々とこれまで行方不明だった

写真が出て来る始末。「ええ、今頃出てきても遅いよう!!」と溜息が出るものばかり。


林や庭の手入れも合間をみてやって、まあなんとも忙しい。

そんな中で、今読んでいるのは、

『ゴルフ場は自然がいっぱい』(田中淳夫 著・ちくま新書)

いかにも逆説的な表題に思わず手にとってみた。読み始めてみるとけっこう面白い。

一気に読めてしまう文章だが、なかなかまとまった時間がないので、

細切れで今も読んでいる最中。

この新書は新宿の紀伊国屋書店で編集者の方と待ち合わせするときに買い求めた。

東京に行く飛行機のなかで読み終えたのが、

『害虫の誕生』(瀬戸明久 著・ちくま書房)

私は昆虫学を学んだつもりだが、いかに自分が鈍感だったかと思わせられる

内容で、たいへん開眼させられる内容の濃い本だった。

畳の上でゴロゴロしながら読書できたらいいナあ~、と思う。

そういう、ゆったりとした時間を過ごしたい。


そういえばずいぶん昔、仕事で八丈島の民宿に泊り込んでいた。

ところが連日、雨。

そのときに、部屋で一日中、本を読んでいた。

予期しない時間の空白が、思わぬ本との出会いとなった。

本との出会いには想い出が多い。


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