泥アート

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今日は子供の小学校で学芸会と収穫祭があった。

午前4時に起きて、午前7時頃まで仕事。

午前9時頃から昼過ぎまで学校へ。収穫祭では子供たちが作ったお米やサツマイモなど

、そして豚汁で昼食会となった。


夕方、犬の散歩で久しぶりにイノシシのヌタ場を見に行ってみた。歩いて5分程度の

林道沿いにある。
W2088189.jpgここのヌタ場は2年前に『昆虫ある記』で紹介したことがあるが、

それ以来、ほとんど訪れていなかった。

ヌタ場は林道沿いの崖をえぐった大きな窪みとなっており、たいへん目立つ。

今は少し乾燥気味だが、窪みの底には真新しい足あとや擦り痕が残されている。

ヌタ場の周辺に目を移すと、イノシシの体から振りまかれた泥が葉っぱの上に

抽象画を描いている。

W20881791.jpg
W20881782.jpgイノシシの体毛はごっついブラシのようなものだ。

たっぷりと泥水を含んだ体毛ブラシは歩くそばから絵かきを始めるわけだ。

泥浴びを終えたあと、イノシシが木の幹に体をこすりつけた痕もあちこちに残されている。

W20881693.jpgある木ではかなり高い位置に泥がついていた。

後ろ脚で立ち上がってこすりつけたのだろう。その高さから推測すると

けっこう大きな体格のイノシシであろうと思われる。立ち上がっている姿を想像し

ながら、ヌタ場の近くでしばらく佇んでみた。

ここのヌタ場にはいったい何頭のイノシシが訪れているのだろう。

時間帯は主に夜だろうけれど、その出入りする様子を一度は見てみたいものだ。

( 写真/ E-520 50ミリマクロ )


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