ヤハズカミキリ

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午前中、雨脚が強いときもあった。まさに豪雨だ。

昼前からしばし晴れ間が出たりしたが、それは束の間のことで、また土砂降り。

雨が多い一日だったが、降り止んだ隙に、うちの林で少し観察を行なった

ずっと課題となっている犯人探しだ。容疑者はいくつか上がっているが、これという決め手

に欠ける。もう一頑張りだろう。ネット検索で調べた結果、それなりに犯人は特定されているが

どうも私には犯人が一種ではないと思える。いや、絶対に複数種であろう。

未だ調査中なので、何の容疑者かは、いずれまた報告したい。

さて、枯れ枝を積んで置いたところに数種のカミキリムシが来ていた。

どれも敏感で、すぐにポロリと地面の藪に消えてしまう。

ヤハズカミキリとアトジロサビカミキリだけ、枯れ枝に留まっている姿を撮影できた。

触角の長いカミキリムシは全身像を撮ってはみるが、それでは体の見事さが表現できない。

XA197375.jpgそこで、さらに寄り込んで撮影。

XA197381.jpg触角の付け根を取り囲むような複眼だから、きっと背面側もちゃんと見えているのだろう。

側面の姿も見ておきたくなる。

XA197385.jpg抱きついている枯れ枝は、去年の冬に伐採したアカメガシワ。

アカメガシワの若い枝は赤いが、ヤハズカミキリもけっこう赤味を帯びている。

ヤハズカミキリの姿態を念入りに観察するには、標本にするしかない。

生きたまま捕らえてじっくり観察したとしても、その時間は限られている。

形態の奥深い謎を理解しようと思えば、何日もいや数ヶ月、いやそれ以上、角度を変え、

見方を変え、しながら時間をたっぷり掛ける必要がある。

昆虫の姿態、形態を理解するには、標本が必要不可欠だ。

日本には約800種類以上のカミキリムシがいる。


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