おしっこ、ぴゅー!!

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雨続きだったが、今日は久しぶりに晴れた。

XA058350.jpg朝陽を浴びるオオミズアオの3令幼虫。庭のサクラで数匹が育っている。

その隣のクロガネモチでは、シンジュサン幼虫が全て終令となった。

XA058375.jpgシンジュサン幼虫は、終令前期まで室内で飼育していたが、ここに至って食欲も猛烈に

増してきたので庭のクロガネモチに移動させた。放っておけば、いづれ適当な場所で

繭を紡ぐだろう。

XA058407.jpgああ、しかし、シンジュサン幼虫を見ていると、「こんぺいとう」を思い出す。

もちろんお菓子の「こんぺいとう」である。昔は大好きだった。

食べ終わる頃に、核となっているケシ粒の食感が嬉しかった。

まだおまけがあるよ、という感じ。

庭のサクラにはこんな芋虫もいる。テングイラガだ。

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テングイラガは刺さないそうだが、誰か試してみてほしい。

そう書いておきながら、私は実験したくない。

室内のカイコたちはすべてが繭作りに入った。

XA058505.jpgシンジュサンやオオミズアオや、ヤママユやウスタビガを野蚕と呼ぶのに対して、

カイコは、家蚕と呼ばれる。たしかに、そうだ。カイコはもはや、野外では生き残れない。

人が手を掛けないと育たない。完全な飼育虫だ。これはこれで、たいしたものだ。

カイコが繭の土台を作る途中、最後の脱糞とおしっこをすることを、先日書いた。

今日は2匹のカイコのおしっこをねらってみた。というか、その気配を察知してしまった。

おしっこの量や、放出する勢いにも個体差がずいぶんとあることがわかった。

XA058520.jpgピューッピュピュー!!、とその勢いは凄まじく、60センチ近くの放物線を描いた。

そうとわかっていたら、こんなフレーミングはしなかったのだが。


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