私の耳がどうかしているのだろうか?と、疑いたくなる。
一昨日、うちの林でタイワンクツワムシが盛んに鳴いていると書いたが、
今夜、あらためて撮影してみれば、鳴いている個体はどれも、クツワムシだった。
クツワムシの「ガシャ、ガシャ、ガシャ」というあの独特な鳴き声を聞き違える、
というのも考えにくいのだが、
「ギュルル」という音が混じるように聞こえる。
かつて所沢市の雑木林で聞きなれていた鳴き声とは少し違うような気がするのだが、
正確なところはよくわからない。クツワムシにも地方によって方言があるだろうか?
4年前にはしかし、うちの隣の林で鳴いていたクツワムシを鳴き声でピタリと見つけ撮影して
いる。そのときの印象では、とにかくクツワムシは少ない、一方でタイワンクツワムシが
多い、ということであった。もっとも、タイワンクツワムシは草丈の低い明るい草原でも
よく見かけ、生息地の好みがクツワムシと明らかに違うようだ
ともかく、うちの林で今、盛んに鳴いているのはクツワムシである。
気になるので捕まえてしっかりと体の特徴を見てみた。
翅の先端が丸みを帯びている。しかし、この特徴にも個体差があり数個体を撮影
してみると、翅の細長い個体もいる。タイワクツワとクツワムシ両者には、たいへん区別の
難しい個体もあるそうだ。
ヤマノイモの葉をかじっているメスも見つけた。
このメスは最初、タイワンクツワかと思った。翅端が細長いからだ。
しかし産卵管は長く、まっすぐなのでクツワムシとわかる。このメスの傍ではクツワムシの
オスがしきりと鳴いていた。
この原稿を書いている部屋の外から、今も競うようなクツワムシの鳴き声が聞こえてくる。
鳴いている姿もしっかりと見届けたので、もう間違えないとは思う。
うちの林は約2200平米(654坪)の広さがある。
4年前、林はササ藪に埋もれていた。
そのササを刈り払い、6割程度の林床は明るくなった。今では丈の低い草が繁茂している
が、ササは毎年刈っており、風通しのいい環境を維持している。
このことがもしかしたら、クツワムシの数が増える一つの要因となっているかもしれない。
今日のクツワムシの写真は、シグマ50ミリマクロレンズを使用している。
このレンズはとにかく逆光に弱い。ちょっとでも強めの光がレンズ前面に向かっていると
フレアが出る。夜の雰囲気を出すためにストロボをカメラから離して使っているので、
フレア対策として長めのレンズフードをセロテープで仮留めして撮影した。
セロテープでいちいち留めるのもカッコ悪いし、面倒なので、そのうち何か対策を
考えてみたい。
( 写真: EOS-7D シグマ50ミリマクロ、ストロボFL-36R )
嫁さんが窓越しに「アゲハの蛹がゴーヤについているよ。」と言うので、
外でオニヤンマの実験準備をしていた私は、「どこよ、どこどこ?」と探してみた。
「目の前にあるでしょ。」と言われても、なかなか見つからない。
ようやく居場所がわかったときには、なるほどと納得できて、
「よく見つけたね!!」と、感心した。
アゲハの蛹の育った場所は、もっとも近くて5メートル離れたイヌザンショウと思われる。
アゲハ幼虫の徘徊は数時間以上も続くので、5メートル程度の移動は大した距離ではない
かもしれない。ただし、その移動の間に何らかの天敵に襲われる危険性は高い。
( 写真: オリンパスE-PL1 Mズイコーデジタル9-18ミリズーム )
オリンパスのマイクロフォーサーズ規格レンズ、Mズイコーデジタル9-18ミリズームが
その性能の良さを評価されて受賞したそうだ。
何かしら受賞するというのはめでたいことだと思うが、
たしかにこの広角ズームレンズは良く出来ていると感じる。
私はこのレンズを2本持っていて、一本は自分で改造して使っている。
カメラ機材というのは適材適所、自分で使い易いものを目的に併せて選ぶべきで、
メーカーへのこだわりなどは、あまり意味が無いと思う。
何をどう撮りたいか、それを決めてから機材の選択をすればいい。
一昨日、うちの林でタイワンクツワムシが盛んに鳴いていると書いたが、
今夜、あらためて撮影してみれば、鳴いている個体はどれも、クツワムシだった。
クツワムシの「ガシャ、ガシャ、ガシャ」というあの独特な鳴き声を聞き違える、
というのも考えにくいのだが、
「ギュルル」という音が混じるように聞こえる。
かつて所沢市の雑木林で聞きなれていた鳴き声とは少し違うような気がするのだが、
正確なところはよくわからない。クツワムシにも地方によって方言があるだろうか?
4年前にはしかし、うちの隣の林で鳴いていたクツワムシを鳴き声でピタリと見つけ撮影して
いる。そのときの印象では、とにかくクツワムシは少ない、一方でタイワンクツワムシが
多い、ということであった。もっとも、タイワンクツワムシは草丈の低い明るい草原でも
よく見かけ、生息地の好みがクツワムシと明らかに違うようだ
ともかく、うちの林で今、盛んに鳴いているのはクツワムシである。
気になるので捕まえてしっかりと体の特徴を見てみた。
翅の先端が丸みを帯びている。しかし、この特徴にも個体差があり数個体を撮影してみると、翅の細長い個体もいる。タイワクツワとクツワムシ両者には、たいへん区別の
難しい個体もあるそうだ。
ヤマノイモの葉をかじっているメスも見つけた。
このメスは最初、タイワンクツワかと思った。翅端が細長いからだ。しかし産卵管は長く、まっすぐなのでクツワムシとわかる。このメスの傍ではクツワムシの
オスがしきりと鳴いていた。
この原稿を書いている部屋の外から、今も競うようなクツワムシの鳴き声が聞こえてくる。鳴いている姿もしっかりと見届けたので、もう間違えないとは思う。
うちの林は約2200平米(654坪)の広さがある。
4年前、林はササ藪に埋もれていた。
そのササを刈り払い、6割程度の林床は明るくなった。今では丈の低い草が繁茂している
が、ササは毎年刈っており、風通しのいい環境を維持している。
このことがもしかしたら、クツワムシの数が増える一つの要因となっているかもしれない。
今日のクツワムシの写真は、シグマ50ミリマクロレンズを使用している。
このレンズはとにかく逆光に弱い。ちょっとでも強めの光がレンズ前面に向かっていると
フレアが出る。夜の雰囲気を出すためにストロボをカメラから離して使っているので、
フレア対策として長めのレンズフードをセロテープで仮留めして撮影した。
セロテープでいちいち留めるのもカッコ悪いし、面倒なので、そのうち何か対策を
考えてみたい。
( 写真: EOS-7D シグマ50ミリマクロ、ストロボFL-36R )
嫁さんが窓越しに「アゲハの蛹がゴーヤについているよ。」と言うので、
外でオニヤンマの実験準備をしていた私は、「どこよ、どこどこ?」と探してみた。
「目の前にあるでしょ。」と言われても、なかなか見つからない。
ようやく居場所がわかったときには、なるほどと納得できて、
「よく見つけたね!!」と、感心した。
アゲハの蛹の育った場所は、もっとも近くて5メートル離れたイヌザンショウと思われる。アゲハ幼虫の徘徊は数時間以上も続くので、5メートル程度の移動は大した距離ではない
かもしれない。ただし、その移動の間に何らかの天敵に襲われる危険性は高い。
( 写真: オリンパスE-PL1 Mズイコーデジタル9-18ミリズーム )
オリンパスのマイクロフォーサーズ規格レンズ、Mズイコーデジタル9-18ミリズームが
その性能の良さを評価されて受賞したそうだ。
何かしら受賞するというのはめでたいことだと思うが、
たしかにこの広角ズームレンズは良く出来ていると感じる。
私はこのレンズを2本持っていて、一本は自分で改造して使っている。
カメラ機材というのは適材適所、自分で使い易いものを目的に併せて選ぶべきで、
メーカーへのこだわりなどは、あまり意味が無いと思う。
何をどう撮りたいか、それを決めてから機材の選択をすればいい。