カヤキリ

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カヤキリの体長は7センチ近くもある。ともかくでっかいバッタ。

明るい草原で「ジャー、」とも「ジイー」とも聞こえる連続音を立てるのが本種だ。

運転している車窓からも聞き取れるほど大きな音で、

「おお、この河原の草むらにはとくに多いなあ~」などと、あちこちに生息地が見つかる。

庭の家庭菜園の竹棚のてっぺんで夜、鳴いていたこともある。

JX195597.jpg頭でっかちなせいか、発音するときは写真のごとく下向きの姿勢でいることが多い。

口もでっかい。顔の半分はあるだろう。タレントの「京唄子」さんを思い浮かべる。

この大きな口で噛まれると痛い。実際、捕まえて油断した瞬間、親指に噛み付かれた。

「アイタタタ!!」と思わず声を上げてしまうほど痛かった。

グイグイと大アゴが食い込む。

指に穴が開き、出血した。噛み付いてもすぐには離さないから穴はけっこう深い。

草食バッタのカヤキリが、このような鋭い牙を普段はどのように使っているのだろうか。

やはり天敵に襲われたときの反撃用であろうか?

( EOS-7D  シグマ50ミリマクロ )





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