懇親会

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昨日は近所の公園にシオカラトンボとアメンボを採集に行った。

いづれも体の部分撮影に必要だった。

シオカラトンボはオスばかりでメスはなかなか姿を現さなかったが、

しつこく場所を変えて探してみたら交尾カップルが2番いて、メスも揃った。

アメンボは狭い水溜りにいたので手掴みで捕らえようとしたが、

アメンボのすばしっこい動きは半端ではなかった。普段はのんびり水面を漂っているが、

いざ危険を感じたらものすごい速度で駆け出す。目にも止まらぬ速さだ。

いたずらに時間を浪費してはイカンと思い直し、車まで掬い網をとりに戻った。

アメンボ_10-09-29_0004.jpg
アメンボの体は上下ツートンカラー。細かいビロードのような毛が密生していて綺麗だ。

シオカラとアメンボを採集できたので、気になっていた池を覗いてみた。

ちょうど去年の今頃だったが、ここの池には数多くのカマキリが集まっていた。

どれもハリガネムシを体に宿していたわけだが、

昨日もさっそく水溜りを歩くハラビロカマキリのメスを見ることが出来た。

カマキリを摘み上げてみればすぐにもお尻からハリガネムシが顔?を覗かした。

少し間をおいてからニュルニュルと一気にハリガネムシが出てきた。

ハリガネムシ10-09-2942.jpg
先日、渓流の水中へと身を投じたオオカマキリもハリガネムシに寄生されていた

のかもしれない。

アメンボとシオカラトンボの撮影を室内で行ったあと、都城市の牟田町へと出た。

昨夜は南九州大学の昆虫生態学研究室の先生、学生さんとの懇親会。

牟田町まで車なら20分程度だが、初めて電車で出掛けてみた。

もっともうちから最寄駅の「餅原駅(もちばる)」まで歩いて20分近く掛かる。

電車は1時間に一本。「餅原駅」から乗車したのは、私一人だった。

終点「西都城駅」から牟田町中心部までは10分と掛からない距離だった。

都城市の繁華街である牟田町、中町、上町の街並みを少し歩いてみた。

合成1.jpg
国道10号線沿いのアーケード街はシャッターをおろしたまま「貸し」の張り紙が目立つ。

水曜日が定休日の店も多かったので、余計に寂しい風景となっていた。

裏通りには居酒屋もそこそこ軒を並べていたが、店数はたいへん少ない。

「おでん 雨風」という看板の店がちょっと気になった。どんな味のおでんだろうか?

懇親会の会場は、宮崎牛がおいしい焼肉店、「領山」。

特上コース、飲み放題で、一人3500円!!。

県外から来られた方には是非、お薦めしたいお店。ランチには特製カレーが300円!

お肉たっぷりの大盛りで、しかも美味しいという評判。

残念ながら、まだランチを食べに行くチャンスが無い。

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