うちの林の虫たち

| | トラックバック(0)
昨夜は雨が降ったおかげで、灰煙を気にすることなく林を歩くことができた。

クヌギのひこばえでは、ヒメカギバアオシャク幼虫が健在。

しかし、キマエアオシャク幼虫の姿は無かった。

IMG_4143.JPGホテイチクの葉うらに数多く佇むタケトゲハムシは皆、灰を被っていたが

彼らの健康に害があるだろうか?

ヨコヅナサシガメ幼虫の群れも灰を被っている。

IMG_4135.JPGあるクヌギの幹では、イモムシの行列が上へ上へと行進していた。

IMG_4121.JPG一番高い場所では3メートル。地面近くからイモムシは次々と上を目指して登っていく。

脚立に登ってその様子を眺めてみた。

いったい何処まで行くつもりだろう。

イモムシの正体は、サラサリンガの若令幼虫。

午前中、新燃岳の噴火が何度もあった。

「ドッスン~!!」という爆発音とともに、空振でもって窓ガラスがビリビリと音をたてる。

しかし、思ったほど降灰はなかった。

サラサリンガ幼虫たちは、やはり噴火の音に驚いたのだろうか?

( 写真:EOS-7D  EF100ミリマクロ IS )




« 室内洗濯干場とは       サラサリンガ、幼虫巣 »