ヤンマの賑わいとは

| | トラックバック(0)
濃い霧の朝を迎えた。

霧が出始めると春はもう近い。いや、すぐそこまで来ている。

IMG_3296.JPG4年前、この地に引っ越して来たのは3月下旬だったが、濃い霧が毎朝立ちこめ、

ずいぶんと印象的だった。今日の気温は3月下旬並みではなかっただろうか。

IMG_3380.JPG
庭に作った人工池で、

一昨日の夜はヤマアカガエルが産卵した。卵塊はこれで3個となった。

この池は新燃岳の噴火降灰によって一度は埋もれてしまった。

池に積もった灰の大部分は取り除いたが、沈殿して残った量は多い。

池の水をかき混ぜると、硫黄臭がする。

さて、昨夜のこと。

午後10時頃、池を覗いてみればヤンマのヤゴがたくさんいた。

数えてみれば9匹、確認できた。水深の浅いところから水面近くまで上がってきている。

IMG_4532.JPGヤゴはどれも獲物を狙って虎視眈々と辺りの様子を窺っているのがわかる。

なるほどヤンマのヤゴは夜行性なのか、と納得した。

そこで今朝のこと。

明るくなってからヤゴを掬ってみた。何ヤンマだろうか?

体長はどれも3.5センチ前後とほぼ同じサイズだ。

一種類は、ヤブヤンマのヤゴ。

ヤブヤンマのヤゴ.JPG

もう一種は、クロスジギンヤンマのヤゴであった。

クロスジギンヤンマnoやご11-02-250909.JPG

クロスジギンヤンマと判別した根拠は、下唇さい側片先に丸みがあること↓、による。

クロスジギンヤンマあご.jpg今ひとつ自信が無いが、環境としてはクロスジギンヤンマが好む池だと思う。

火山灰の影響を心配していたものの、ヤンマ類のヤゴが狭い池にひしめいている

光景を見て少し安心した。

しかし、ヤゴを掬っていたとき網に掛かったコガタノゲンゴロウは死んでいた

死因が灰の影響によるものかどうかは何とも言えないのだが。


人工池はコンクリートを練るプラ桶を埋め込んだもの。

池を拡張しておこうと、その隣に接して穴を掘り、こちらは軽トラ荷台用のビニール

シートを敷きこんでみた。池の周囲はこれから少しづつ整備していく。

昨年、人工池にやって来て産卵するトンボは、コシアキトンボを見ただけだった。

いかに観察が疎かであったかと思う反面、こうして人工池を作るだけで

さまざまな昆虫や生き物が集う場所になる、というのは嬉しいことである。





« ナナホシテントウ、活動盛んになる       人工池 »