ふ化ラッシュ

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今朝は松山で採集したトビモンオオエダシャクの卵が一斉にふ化した。

トビモンオオエダシャクふ化幼虫.jpgふ化幼虫の体長はせいぜい2ミリ程度。それでもしっかりと尺取歩きをしている。

物凄い数なので、庭のサクラ、ヤシャブシ、エノキ、と3本の木に振り分けて放飼することに

した。数は多いけれど、終令まで育つのはごくわずかだろうとは思う。

ヤママユのふ化も続いているが、その幼虫たちが落ち着いている梢には

セグロアシナガバチが来ていた。

セグロアシナガバチ.JPGいやだからといって心配することもないだろう。

今の時期のアシナガバチは、皆女王バチだ。

彼女らはまだ巣を作っていない。子育てはまだ先の話だ。

したがって彼女らの餌は主に、花蜜であろうかと思う。

ヤママユ幼虫などイモムシ類を肉団子にすることは、まだないかと思われる。


 下線の箇所については私の認識不足でした。

巣作りはまだ先のことでも、女王は卵巣を発達させるための栄養が必要で、

そのためにもイモムシ類をよく狩る、ということです。

歯切れの悪い表現をしたのは憶測が混じっていたからですね。

ですから、ヤママユの幼虫にとってアシナガバチはやはり脅威であり、

「心配することもないだろう」とは言えません。とんでもない話です。

もっとも敢えてふ化幼虫を放ったのはどんな天敵がやって来るかを観察するためでした。

これからはアシナガチの行動を丁寧に見ておく必要があります。

今回、私の誤解を指摘くださった方に、ここに訂正してお礼を申し上げます。






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