キマダラカメムシの卵寄生バチ

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先日、都城市「東公園」のサクラで見つけたキマダラカメムシの卵塊が二つ。

見た瞬間に寄生されていることがわかりがっかりした。

ふ化の撮影は先送りになっているが、雨が続いて卵塊探しは捗らない。

寄生バチがなかなか出てこないので、無理やり卵のハッチをこじ開けてみた。

柄付き針の先端を卵蓋のミシン線にグイッとねじ込むと蓋は開いた。

寄生バチとキマダラカメムシ.jpgキマダラカメムシの卵内には寄生バチの蛹が入っている。寄生バチはここで羽化してから

口で卵壁に穴を穿ち出てくる。カメムシの幼虫なら蓋を開ける要領とその道具を備えて

いて、パッカンと卵蓋を押し開けることができる。

うちの林や庭でキノコを見て回るうち、ナガニジゴミムシダマシが出てきた。

ナガニジゴミムシダマシ201106.jpg長男は土曜日だが午前中、授業がある。進学校とはそういうものらしい。

行きは雨が止んでいたが、帰りはかなりの土砂降り。カッパを持っているのに着用せず、

ずぶぬれで帰ってきた。カッパを着るのを嫌がる気持ちもわからないではない。

着たくなるような高機能でデザインの良いものならどうだろう。

ま、そういうカッパがあったとしても学校側が認可しないだろう、と思う。

いやじつは、私が欲しいのである、そういうカッパが。








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