サビアヤカミキリ

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日南市の海岸林で サビアヤカミキリ を初めて見た。

IMG_6690.JPG体長2センチはあるから、中型のカミキリムシと言えるだろうか。

ずんぐりした体型が印象的。

すぐ近くにはホウライチクが生えており、羽脱口と思われる穴が枯れ竹にいっぱいあった。

サビアヤカミキリは九州南部以南に分布している。まさに南方系のカミキリムシだ。


うちの林ではヨウシュヤマゴボウが色付き始めた。

ヨウシュヤマゴボウ色づく.JPGヨウシュウヤマゴボウも帰化植物だが、さりとてこの植物を私は好きなほうだ。

毒があるらしいがヒヨドリは晩秋のころ実をよく食べている。

ので、鳥が落とした糞から芽生えたのだろう。

昨年までうちの林内では一株も生えていなかった。

林で放飼したヤママユの繭はまだ一個しか羽化していない。

やままゆ繭0830.JPGふ化のタイミング、営繭の時期も野外の個体とほぼ同じだから、羽化時期についても

自然状態とほとんど変わらないと思う。毎年、ヤママユの羽化時期が遅いとは

感じており、早くても8月末ギリギリ、そしてほとんどは9月に入ってからのようである。

繭のあるクヌギ小木には、ムラサキシジミのメス が来ていて盛んに産卵していた。

風が強いなか、たまには飛翔しているところをと、ノーファインダーでパチリ!

ムラサキシジミ産卵にくる.JPG先日、立て続けに脱走した飼い犬だが。

彷徨った挙句、同じ集落内のある方の庭に現れ、そこでおとなしく御用となった。

以前、そのお家でおやつをもらったことがあるらしい。

今回は首輪をはずしての脱走だったのでちょっと心配していた。

ヒモが縁側の柱にグルグル巻きになり、夜中に相当暴れたらしい。

首輪がスッポンと抜けて、自由の身となったようだ。

脱走して戻ったあとはシュンとしておとなしい。今月は、2回の脱走劇があり、

そのことが影響しているのだろうか、来客に対してまったく吠えなくなった。

来客があると吠えてくれるので、林で作業をしていてもすぐに玄関へと駆けつけることが

できて便利だったので残念だ。


夕方の散歩道、ナガコガネグモ が網巣を張り直していた。

獲物がずいぶんと掛かったせいだろう、網はボロボロになっていた。

ナガコガネグモ巣網はる.JPG背景にちょこっと霧島山の山影が見えている。



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