ポン菓子

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まさかの大渋滞は宮崎市から田野町に入ってからすぐ。

国道296号線は青井岳温泉を過ぎたところから歩く速度になってしまった。

普段なら順調に走って20分で我が家に着けるところが1時間以上。

山間を抜ける国道には枝道もなく、血流が悪くなった血管を想像してしまう。

いったいどうしたんだろう?と思っていたらようやくラジオの電波が入って

渋滞の原因がわかった。豪雨で国道10号線の一部が通行止めになったこと、

296号線と平行して走る高速道も田野~都城ICで通行止めになったこと、

その影響で大渋滞になったようだ。車社会、流通システムの脆さを改めて感じる。

さて、昨日の写真から。

キノコぽん菓子.JPG松山市、湯築城址公園で見つけたキノコ。キノコの名前調べはまだだが、

これを見て昔懐かしい「ポン菓子」を思い出した。

たしかリヤカーをバイクで引いて町を回る菓子屋さんがいて、

お米(もち米?)を預けておくと、ポン菓子を作ってくれた。代金はどうだったか憶えて

いないが、ポ~ン!!と爆発音を上げて出来上がるポン菓子が嬉しかった。

飽食の現代からみればたいした菓子でないだろうが、当時は美味しかった。

あの味はやはりあの時代に戻らないと味わえないのかもしれない。

そんなことを思い出しながら、ウシカメムシの小楯板(しょうじゅんばん)はでっかいなあ、

と後姿を撮影しておいた。

小楯板.JPG妙にアンバランスな体型なのがウシカメムシの特徴でもある。

公園で歩くとプ~ンと強烈な発酵臭が漂ってきた。

匂いの元はアラカシだった。

シロスジカミキリ食痕道後.JPG銃弾を何発も受けて血まみれになったガンマンか。

じつに痛々しい。

アラカシの根元にはこんもりと木屑が積もっている。

これはシロスジカミキリ幼虫の仕業であろう。



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