オオアヤトガリバ

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ジュズダマの草陰でササキリが鳴いていた。

ササキリ鳴く.JPGけれど鳴き声は弱々しい。

うちの林を歩いてみれば、萌芽更新のために切ったクヌギの台木の枝に

オオアヤトガリバ が止まっていた。

オオアヤトガリバ側面.JPG大きくうねったような紋様は、翅が立体に見える視覚的効果があるように思える。

背面から見れば、

オオアヤトガリバ背面.JPG何だかよくわからないが、体が分断化されているようにも見える。

オオアヤトガリバはクサイチゴが食草で、けっこう普通にいるようだがうちの林で撮影した

のは今回で2回目。

西の空が赤く染まった。

夕焼け20111011.JPG日が暮れてからクマイチゴの藪に出掛けてみた。先日からたそがれときに、

蛾の一種が狭い範囲を高速で舞い飛ぶのだが、それはどうやら配偶行動と思えた

ビューン!と空中に舞い上がっては藪に降りてくる、それを繰り返したり、

そのときに他の個体を追飛したりとめまぐるしい動きをみせる。

個体数はせいぜい5~6匹程度だろうか。

観察していると必ず決まったように、コウモリが近くを通り過ぎていく。

蛾の正体を突き止めてやろうと今日はカメラを構えてみたが、今日に限って数が少なく、

証拠写真は撮れなかった。長竿捕虫網を使ってまずは採集したほうが良さそうだ。



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