サツマシジミとモンキアゲハ

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暖かい陽射しを受けて、庭のツワブキ花上には数多くの昆虫が群れている。

ほとんどがハナアブ類など双翅目の昆虫。ニホンミツバチは来ていない。

モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリも常連客だが、

稀にアサギマダラの姿もある。今日は珍しく、サツマシジミのオス が訪れていた。

ツワブキにサツマシジミ.JPGこちらの動きにはけっこう神経質で、ちょっとした振動でも上空に舞い上がってしまう。

そしてしばらく高所を舞ったあとには梢に降りて、日光浴を始める。

サツマシジミ日光浴.JPGサツマシジミはこの同じ場所によく舞い降りた。少し高所であること、

太陽光がよく当たること、そんな条件が彼をこの場所に導くのだろうか。

残念ながら水平近くまで翅を開くことはなかった。

明日締め切りの原稿もあるので、今日は外出を控えて敷地内を少し巡回。

カラスザンショウを見上げてみれば、モンキアゲハ幼虫のシルエットが二つ並んでいた。

モンキアゲハ幼虫シルエット.jpgカラスザンショウはどれも背丈より大きい樹ばかりだから、こうしてシルエットで幼虫探索を

行うことになる。先日も3匹、別の樹で見つけている。

どれも4令かあるいは終令になったばかり。

脚立に上がって俯瞰気味に撮影してみた。

モンキアゲハ幼虫2匹.jpgモンキアゲハはこのあと蛹となって越冬する。蛹になるときは通常、樹を降りて低い場所で

蛹化することを観察している。

モンキアゲハ幼虫はナガサキアゲハ同様、怒らせるとプリプリしばらくは治まらない。

モンキアゲハ臭角.JPG

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