クヌギカメムシ、3令となる

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うちの林の観察道沿いに数本のヒサカキがある。

今、ヒサカキは花盛り。傍を歩けばプ~ンと独特な香りが漂ってくる。

その香りは何か活動の始まりを感じさせるような、躍動感があるように思える。

もっとも人によっては不快な匂いと感じるだけかもしれない。匂いは複雑である。

IMG_9051.JPGヒサカキのすぐ近くでキタキチョウが休んでいた。今日は気温が上がらない。

前翅と後翅がぴったり合わさって、一枚のように見える。

よ~く見ると、破れた障子のような箇所がある。  わかるかな?

IMG_9058.JPGクヌギの幹では、クヌギカメムシの幼虫がすでに3令となっていた。

卵を包んでいたゼリー状の離乳食はすっかり吸い尽くされて残っていない。

IMG_9130.JPG午後5時頃、ちょうど3令へ脱皮する幼虫が4個体ほどいた。

IMG_9103.JPG


昨夜、午後11時頃に電話が鳴った。いや、熟睡していた私は気付きもしなかった。

撮影の仕事がない限り、私は午後9時半~10時には床に就く。

高校生の長男が騒いでいるのでようやく目が覚めた。

こんな時刻に電話とは、親族の不幸でもあったか!?と胸騒ぎがした。

電話はある出版社の編集者の方から。

ちょっとした行き違いだったのだが、責任は私にあった。ごめんなさい、である。

まあ、しかしなんにせよ、深夜の電話は「死んだ、死にそう」、のときくらいにして欲しい、

とは身勝手な希望かもしれない。

切羽詰った状況にある仕事の渦中、一言足りないことが相手を慌てさせることになる。

大いに反省しました。







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