オオエグリシャチホコ幼虫

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[ 三股町 ]

今朝は雨も止んで、少し生暖かった。

道路を隔てたお隣のクリの木には、クネクネと伸びた花蕾が目立つようになった。

P5150004クリの花蕾.jpg一週間、いやあと数日も暖かい日が続けば、クリの花も一斉に開花するのではないか。

P5150010クリの花蕾アップ.jpgお隣の町ではゲンジボタルも出始めたようだ。

さて、4月17日に紹介した卵の正体が今日になって判明した。

フジの葉を食べて育った幼虫である。

幼虫の姿から、シャチホコガ科の オオエグリシャチホコ であることを確認できた。

P5150040オオエグリシャチホコ幼虫.jpg卵の段階でシャチホコガ科であろうとは検討がつき、さらにマメ科を食樹とする種を調べて

みたらオオエグリシャチホコ辺りが怪しいと感じていた。

オオエグリシャチホコは夜の灯りにもよく飛来し、これまでにも成虫の姿は撮影した記憶が

ある。ようやく成虫と幼虫の姿が結びついた。

オオエグリシャチホコ終令幼虫の際立った特徴は、何と言っても

お尻にある「偽の目玉模様」ではないだろうか。

画面右側がお尻で、まさにお尻の目が物言うかのようだ。

若令幼虫の食痕はコミスジやイチモンジチョウに似ていて特徴がある。

( 写真: E-M5 45ミリマクロ )




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