ヒメクロイラガ

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[ 三股町 ]

すぐ傍のクヌギ林の梢で、ヒメクロイラガ を見つけた。

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少し離れた位置から見れば、枯れ葉そっくりである。

もっと枝に密着した姿勢をとったほうが隠蔽効果があるようにも思えるが、

あえて脚を伸ばし、体を浮かせるというのが、彼らの独特なポーズでもある。

頭のツノのように見える突起物は、口器の一部で「下唇鬚(かしんしゅ)labial palp」という。

トノサマバッタの口を想像して欲しいが、下向きの鬚のように見える器官が、labial palpだ。


( 写真: OM-D  E-M5    45ミリマクロ )


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