赤蜂

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[ 宮崎県 三股町 ]


明日の観察会現場を歩いてみた。

ここは草刈の管理が緩いので、自然観察もできないことはない。

まさに隙間の自然なのである。寂しいのではあるが、無いよりましだ。

IMG_0838糸網.JPG
直径6センチほどの円網にちょうど陽射しがあった。

逆光が厳しく左手でハレーションを切った。水平円網だが、シロカネグモ類の幼体だろうか?

IMG_0853ホソミイトトンボ.JPG遊歩道を歩いていると、ホソミイトトンボが多かった。しかし、かなり敏感で

こちらの動きをよく察知し、撮影しようと近づくとすぐに舞い上がってしまう。ちゃんとした

写真は撮れなかった。本種は成虫越冬である。

キイロスズメバチが休んでいた。

IMG_0870キイロスズメバチ.JPG本種は、「アカバチ」と呼ばれることもある。オオスズメバチに比べると体は小さく、

体全体が赤黄色に見える。

さて、先日、私が料理したオオスズメバチの蜂の仔料理を、

嫁さんが職場に持って行ったのだが、すこぶる評判が悪かったそうだ。

気持ち悪い!という見た目の印象が強く、試食した人も、

味が薄いし、生々しい、というのも悪印象になったようだ。

「ええ~!!冗談じゃない。味をつけ過ぎたら意味がないじゃん。」

私は嫁さんが持ち帰った蜂の仔料理をつまみながら、

「ああ!ますます美味しくなっている。この味がわからないのは

寂しいねえ~」と、叫んだのであった。

ほんとうは生で食べても、美味しいのだが、姿が気持ち悪いとか、

そう言ってるうちは、本当の味にたどり着けないと思う。




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