冬の食料

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[ 宮崎県 三股町 ]

先日、カメラ収納庫(除湿庫)を大整理してみた。ただの整理ではなく、

「大」がつくところに意味があるのだが、せざるを得ない理由については

省略しておこう。

普段は「整理整頓」なんて標語を鼻で笑っているものの、物に溢れた生活を

営んでいると、自分の認知から遊離した物件が密かに増殖しているものである。

整理作業をしていると、まるでタイムカプセルを開くときのような心境になった。

中でもキャノンのレンズEF28-80ミリズーム F3.5-5.6Ⅲはフィルムカメラ時代の

旧レンズでプラマウント。このレンズは嫁さんのカメラ用に買ったもの。

ふと思いついてこのレンズと魚露目8号レンズを組み合わせてみた。

カメラはEOS-5D マークⅢ。

周辺が大きくケラれるのでトリミングしているが、画質はそこそこ。

試写したのはイヌビワの実を食べていた、キドクガ幼虫。

冬越しする幼虫は暖かい日には食欲も出る。冬枯れの中で食べ物にやっとたどり着いた

心境だろうと、想像する。

3Z5A2692キドクガ.JPGカメラ庫からはニコンの45ミリレンズやニコン用のケンコー テレコンバーター2× NA 

MACRO テレプラス MC7も、出てきた。これなど魚露目レンズと相性がいいようだが

あいにくニコンのカメラは持っていない。

EF28-80ミリズーム F3.5-5.6Ⅲ を使う以外に、魚露目レンズと相性のいいレンズが

あるかと思うので、もう少し検証してみよう。撮影後にトリミングするのは画質のことを

思えば仕方が無いかもしれないが、トリミング前提の構図を考えながら撮影するのも

疲れる。

ファインダーを覗いた瞬間に構図は決めてしまいたいものだ。





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