ハチのねぐら、そしてマダニ

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[ 宮崎県 三股町 ]

飼い犬の頭を撫でていたら、指先にしこりを感じた。

すぐに体毛を掻き分けてみれば、やはりマダニが吸血していた。

3Z5A4036マダニ吸血.JPG
ほぼ飽血した状態だろうか。しばらくマダニを日光に晒しておいてから、

ピンセットを使ってそっと抜き取った。抜き取ったあと、ダニ防除の薬を滴下しておいた。

我が家の周辺では冬期でも犬の散歩中にマダニがよくつく。

冬だからと言って油断はできない。除去したマダニはアルコール漬けにはせず、

今回は管ビンの中に入れておいた。しばらく様子を見てみよう。

午後5時過ぎ、うちの林のコムラサキ(クマツヅラ科Callicarpra属のどれかちょっと

迷う)の冬芽が膨らみ始めたことに気づいて、足を止めた。

冬芽をよく見ようと身をかがめたら、そこに小さなハチの姿があった。

IMG_4022ハチのねぐら.JPGこの場所とほぼ20センチ間隔で他に2頭がいて、3頭がお互いを意識しつつねぐらを

定めたように見受ける。大顎だけで体を支えて静止している。

ハチ類は(アリも)、大顎をガチンと挟んだままロックできる仕組みがあるようだ。

咥えたままで疲れないの?という心配は無用。

本種はキマダラハナバチの仲間だろうか。


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