トノサマバッタ

| | トラックバック(0)
[ 宮崎県 三股町 ]

昨晩、袴をとったツクシはそのまま寝かせておいたので、

今日もまた少しツクシ狩りをして追加した。我が家の敷地内にも立派なツクシが

結構あったので欲が出てしまった。

近くの畦道には春の花が次々と咲き始めているが、その割には

チョウの舞う姿が少な過ぎると感じる。家の周辺だけだが、

ヤマトシジミ(2)、ベニシジミ(4)、スジグロシロチョウ(4以上)、モンシロチョウ(4以上)、

ミヤマセセリ(1)、ツマグロヒョウモン♀(1)、キチョウ(2)、キタテハ(1)、

モンキチョウ(4以上)、と、この程度。ツバメシジミやツマキチョウ、アゲハをまだ見ない。

3Z5A5489オオジシバリ.JPGオオジシバリは「大地縛り」という意味らしい。根元を見ればなるほどとも思えるが、

親しみ易い和名で一度覚えたら忘れようがない。植物の和名はその植物の姿全体を

あるいは生活史を見て理解するといいが、綺麗な花に見とれてしまいがちだ。

日当たりのいい土手は、Kさんの畑を囲んでゆっくりカーブを描く。ここの畑では

通年、牛の肥育用の牧草が栽培されている。土手に踏み込むといきなりトノサマバッタの

成虫が飛び出してきた。

その次には幼虫が跳ねて、セイヨウタンポポに着地した。

3Z5A5438トノサマバッタ若虫.JPG南九州のトノサマバッタは、成虫、幼虫、そして卵といろいろなステージで越冬している。

昨夜も軽い地震があった。

桜島噴火の空振も降灰も毎日のように続くし、

霧島山の火山性地震も頻発するようになった。
« モンシロチョウのねぐら       春の幸・コツバメの孵化 »