ギンリョウソウ

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都城市山之口町の常緑樹林を歩いた。

地元の方に案内していただいたが、案内なしだとすぐに迷ってしまう森だ。

標高は一番高いところでも300メートル程度。

IMG_5218照葉樹林.JPGクリの花の匂いに似た、シイ類の花の香りが漂う。

ヤッコソウは秋に開花するが、枯れ姿がいたるところにあって、驚いた。

足の踏み場も無いほどの群落が尾根道に続いていた。

そして、ギンリョウソウも多かった。一度に今日ほどたくさんのギンリョウソウを見るのも

初めてだった。

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沢に降りてからここで、昼食。

IMG_5211.JPGオナガアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハなどが飛んでいた。

カワトンボ、ミヤマカワトンボもなわばり争いに余念がない。

私が座ったすぐ目の前のヨシに、ミミズクの幼虫が止まっていた。

なんという偶然だろうか。ミミズクは珍しい虫ではなくどこにでもいるが、

しかし探してすぐに見つかる虫ではない。幼虫に出会えて嬉しかった。

幼虫は密かに探していたのである。

ヤッコソウの開花時期の10月にはまた訪れたいフィールドであった。

ニホンミツバチの樹洞巣もあった。スダジイのうろだ。

今日歩いたコースは約3時間。しかし歩き始めの場所までの道は険しい林道で、

普通車では入れない。ジムニーなど四輪駆動でないと走行は無理だ。

今度、スーパーカブで入ってみるか!

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