ひむか昆虫記

昨夜羽化した、ツクツクボウシの♀。　このあと、元気に飛び立って行った。

♀の羽化が始まるのを待つ間、夜の林では、

タイワントビナナフシがヌルデにいた。　他にももう一頭いた。

懐中電灯の灯りに浮き上がって、結構、目立つ。夜のほうが見つけ易いと思えた。

ヒサゴクサキリ♂が、すぐ傍らのササにいた。　夜は眼が黒い。

林を出た庭の紫陽花では、ショウリョウバッタの交尾カップルがいた。

♂はどうして、こんなに小さいのだろう。　　♀はどうして、こんなに大きいのだろう。


そして、今日は朝から桜島の火山灰が風で飛んでくる。　　掃除してもまったく無駄。

すぐに部屋中、ザラザラになる。 仕事部屋は暑いが、窓を全部閉めた。

しかし、家のどこか一箇所でも窓が開いていると、家中、すぐに灰だらけだ。

車のフロントガラスに積もった、灰。　新燃岳噴火時の、あの小石のようなでっかい

粒に比べれば、非常にきめ細かい粉状である。

都城市、三股町方面がちょうど、桜島の風下になっている。

台風の接近で雨が欲しいところだ。

夕方、車を洗車したが、多分もう今頃は灰をかぶっていることだろう。