ヒラアシキバチ

| | トラックバック(0)
今日は午後から、お客さんがみえて、案内歩きをした。

アカメガシワのコウモリガ巣口を説明したのだが、しばらくして蛹が頭を出していた。

羽化が近いのは間違いない。

幹をトントンと叩くと、蛹はトンネルの奥に姿を消した。

皆さん、「わああ~!」と、驚いていた。

エノキの立ち枯れ木では、産卵途中で死んだ、ヒラアシキバチの♀がいた。

3Z5A0616キバチ.JPG体を引っ張っても、ビクともしない。産卵管はガッチリと固着しているのだろう。

この♀が死んだのは数日内のことだろうと思う。

その傍には生きている♀がいた。しかし、元気がない。触ると歩くが、すぐに静止してしまう。

体表面の粉っぽいのが、気になる。

3Z5A0624.JPG(写真:    Canon EOS 5D Mark III   EF100mm f/2.8L Macro IS USM

        270EXⅡ+オリンパスFL-600R )

キャノンのストロボをカメラに装着してE-TTLモードで発光しても、

オリンパスFLー600Rは、マニュアルスレーブモードでちゃんと発光する。

しかし、露出が安定しないので、キャノン側もマニュアルモードに設定した。

ストロボ調光をオートまかせにすると、条件によっては適正露出にならないことがある。

そういうときは、補正をかけるより、マニュアルモードに切り替えたほうが確実である。







« 残暑続く、秋       蝙蝠蛾、現る »