日本最大級のテントウムシ

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このところ虫の名前をどんどん忘れている。その理由について書くと長くなるので割愛するが、困るのが講演のときである。昨年もある講演で「タイワンオオテントウダマシ」が出て来なかった。一瞬ごまかそうかと思ったが、自分でも記憶がすっ飛んでしまったことがショックでアドリブが活かせなかった。さて、今朝のことカイコ様の餌を調達に出掛けた。と言っても300m先である。葉っぱを採っていると抱卵しているヒメツノカメムシの姿が多く目についた。交尾しているカップルもいた。そのうち、ハラグロオオテントウも見つかった。
ハラグロオオテントウ_MG_5991.JPG偽の目玉がいっぱいあります。本種の和名はデングリ返して確認しておきましょう。忘れないように。
ハラグロオオテントウ_MG_6006.JPG
                             ほらね。
クワの木がある場所は草刈りがずっと為されず、とくに朝は長靴を履いていても膝までびっしょり濡れてしまう。アプローチはかなり草深いのである。できれば胴長がいい。それでも、ヒメツノカメムシやハラグロオオテントウと出会えるのは嬉しい。
薮から這い出て畦道を辿っていると、モズが近くでやたらと警戒鳴きする。さては巣立ちヒナがいるのか?と思った。ズイズイ歩いていくと、モズの立てばかりのはやにえがあった。ツチイナゴだ。
はやにえ701A8166.JPGすぐ傍にはヌマガエルの真新しいはやにえもあった。この時期にはやにえを見るのは、初めてかと思う。

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