講演会そして、野焼き

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 今日は午前中、私の住む三股町で講演会の仕事があった。
「三股町手をつなぐ育成会」という団体の主催。
「ひまわりの会」新春懇談会の講演として、私の虫のお話をさせていただいた。

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 会場は広くて100人以上収容できるようだ。液晶プロジェクターやスクリーンなど、視聴覚機材の設備も整っている。

お話の内容は、宮崎市で昨年行った講演内容をベースにしたが、写真の組み方、話の流れもかなりいじって組み替えをしてみた。視聴者の方々のことを頭に描きながら、できるだけ楽しんでもらうよう工夫したつもりだ。

 まあ、うちのパソコンを開けば写真は溢れるほどある。当たり前だが、それらを眺めていると次々とお話の展開が思いつき、そしてキリがない。去年に撮影した写 真は、あまり丁寧にチェックしていないこともあって、こんな写真もあったか!などとさっそく使ってみることにしたものも多かった。

 だが、こうやって新しい写真ばかりを手っ取り早いからと使っていたのでは、以前に撮った古い写真はどんどん埋もれていくばかりだ。
デジタル写真の保存収納は外付けHDDなり、いろいろな記録メディアなりに吸い上げてしまうが、だんだんと、そういった保管データを引っ張り出すのが億劫になったりする。私だけのことかもしれないが、これは反省しなければならない。

 さ て、今回の講演、自分でもけっこう楽しくお話できた。講演のたびに、こういう快感があるからこそ、ギャラの金額など些少でも良いように思う。、、、と言い 切ってしまうと語弊があるかもしれないが、、、ともかく、私の講演料についてはこれまでもずっと、主催者側におまかせしている。些少だからと断ったことは ない。
講演料については、そういうことではいけないよ、という考え方があるのも知っているが、私はいわゆる有名人ではないし、偉い先生でもないし、売れっ子写真家でもないし、そうなりたいとも思っていないので、今のままで構わないと思っている。

 講演会を終えて、
家に戻って昼食をとっていると、
私の住んでいる田上地区で、野焼きが始まった。

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去年もそうだったが、この野焼きの日は天候が崩れ易い。
午前中はすっきり晴れていたが、正午過ぎからまるで雪でも降りそうな空模様となってきた。
たいへん寒い。

パキパキパキ、と音を立てて燃え盛る火の様子を見ていると、風下になっている我が家は大丈夫かいな!とちょっと気になった。でもその心配はまったく無用で、野焼きの畑と我が家の敷地との間にはたっぷりと距離の余裕があった。


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