ハキリバチの繭

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入梅したにもかかわらず、南九州では雨がほとんど降っていない。

田植えは今が盛んな時期だが、三股町での田植え作業は少し停滞気味のようだ。

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( 写真/ E-3 ズイコーD 14-54ミリズーム ) 

写真上は4月にレンゲの絨毯を撮影した田んぼ。

写真の奥は長田峡となり、流れる沖水川の水量はたいへん豊かだ。

しかし、うちの近所となると、田んぼに水を引き入れるのは一苦労のようだ。

その理由は大きな川も小川もなく、山の湧水に頼っているからだ。

田んぼ一枚を満たす水の量は半端ではない。さながら水取り合戦になると、聞いた。

うちのすぐ下には湧水を貯めた池があるが、たっぷりと水量があるように見えても、

田んぼ数枚を満たすには程遠い量しかないらしい。


さて、庭に設置してある竹筒アパートを整理し、新しい筒を追加しておいた。

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( 写真/ E-3   ズイコーD 35ミリマクロ )

ついでにハキリバチの一種が造った巣を割り開いて、

一つの育房室に葉材をどのくらい使用しているのか、調べてみた。

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( 写真/ E-3   ズイコーD 35ミリマクロ )

矢印がついているのは、花粉団子。卵は孵化しなかったようだ。

葉材は大きさ、形もいろいろだが、全部で22枚だ。

枚数は育房室によって様々だが、だいたい一室、20~26枚程度であった。

葉材の形や大きさは、育房室を形成する部位によって使い分けられている。

こういう繊細な技を駆使するハキリバチに、あらためて驚異を感じる。

さらには、前々から気になっていたのだが、

葉材の一部にまことに芸の細かい加工までしてある。この細工については

もう少し詳しく調べて確認しておきたい。
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