タイワンオオテントウダマシ、羽化する

| | トラックバック(0)
ふと飼育ケースを見れば、タイワンオオテントウダマシが歩いている。

しまった!蛹を見落としたか!

JX1901753.jpg

本種の幼虫を見つけたのは2週間前の7月5日のこと。

場所は宮崎県、西都市の下三財。西都市は西都原古墳群で有名だが、

下三財や平群のあたりは3年前に移転先の物件を見て回ったことがある場所だ。

西都原古墳群を巡ったときには、宮崎に住んでみたいという気持ちがますます

強まったことも懐かしい。

それはともかく、2週間前は西米良にオオムラサキを見に行った帰り、下三財のあ

る場所へと宮崎昆虫同好会の方に案内してもらった。

そこに積まれてあった朽木上を徘徊する本種の幼虫を見つけたのであった。

JX1901802.jpg幼虫は朽木上をすばやく歩いていた。2匹を採集して持ち帰り、朽木と一緒に飼育

ケースに入れておいたのだ。おそらく菌類を食べるのであろうと思う。

今日、羽化した成虫に気付いたのだが、もう一匹はまだ幼虫のままである。

今度こそ蛹化には気をつけておきたい。

幼虫はひっくり返すと、体を柔軟に曲げて起き上がろうとする。





JX1901811.jpg
( 写真3枚とも/ E-620  ZUIKO D 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )

タイワンオオテントウダマシは、対馬とそれ以外の国内では、宮崎県南那珂郡北郷町

(1981)、と宮崎市高岡町内ノ八重(2007)でしか記録されていない(宮崎昆虫同好会、

会誌「タテハモドキ(43)」から)。

そして北諸県郡三股町の私の庭でも2007年の5月に本種を撮影しており、「昆虫ある

記」でも紹介したことがある。うちの庭にもいるくらいだから、宮崎県内にはもっと生息地

が見つかるものと思う。朽木を丹念にさがせば、まだ幼虫も見つかるだろう。
« ササコナフキツノアブラムシとゴイシシジミ       ヤマトシジミの卵 »