越冬さなぎ

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先日、クヌギを数本、伐採してもらった。

おかげで谷戸から見上げたわが家が、よく見えるようになった。

W2060007.jpg以前、アシタバでたくさんのキアゲハ幼虫が見つかったことを書いた。

アシタバの傍らは物置小屋になっているから、越冬蛹はすぐに見つかるだろうと思って

いた。犬の散歩のついでに覗いてみれば、たった一匹(蛹はやはり一個というべきか?)

だけだが、キアゲハの蛹がたしかに付いていた。

W20600703.jpgアシタバはもう破れ傘みたいになって実しか残っていないが、

なんと、キアゲハの幼虫がまだ2匹いた。

W20600742.jpg無事、蛹になるまで生き残れるだろうか。

物置小屋の別の場所では、アゲハの越冬蛹が見つかった。

W20600821.jpg蛹のついているスギ材はいづれ燃やされてしまうから、蛹は杉皮ごと回収しておいた。


うちの雑木林の下草刈りをやる前に、クヌギやコナラの実生を探しだし、印をつけておいた。

思ったほど実生はなかったが、これまでにうっかり刈ってしまったものが多い。

草刈り機のバッテリーをあらかじめ充電しておいたが、いざ装填して始動しようとしても

電圧が低くてまったくエンジンが掛からない。充電式バッテリーの寿命が尽きたようだ。

仕方が無いので林の整備作業は諦めて、気になっていたタイワンオオテントウダマシ

を探してみた。探すといっても庭に積んであったクヌギ材(今年の夏に伐採したもの)を

はぐってみるだけのことだが、タイワンオオテントウダマシはすぐに2匹が見つかった。

本種はうちだけでなく、この三股町内全域でも定着しているのではないだろうか。

冬のあいだに少しあちこち探しておこうかと思う。


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