シシ肉あります

| | トラックバック(0)
午前8時過ぎ。

30メートルほど先の桑の枝先で、はやにえを立てるモズがいた。

ちょうどいいタイミングだった。

ツツッ、ツツッ、と二回にわけて獲物を素早く枝に刺した。

モズはすぐに飛び去ったので、急いではやにえの所へ駆けて行ってみた。

W21402543.jpgはやにえに立てられた獲物は、タイワンクツワムシのメス。

お腹はでっぷりと肥えている。いかにも食べ応えがありそうだが、

モズはこれを置き去りにしてまた別の場所で獲物を探しているようだ。

よほど満腹しているのか、あるいはタイワンクツワムシはあまり好みでないのか。

うちのチョロなら喜んでたいらげてしまうのだが。

桑の木は人が剪定して枝の切り口が鋭くなっており、

隣の枝にはトノサマバッタの頭が刺さっていた。


午前中は室内で仕事をして、午後から山仕事だった。

昨年刈って積み上げたままのササを処分する作業だが、これがかなり厄介だ。

枯れたササの山には蔓やさまざまな植物が繁茂して絡み、これを

ほぐすようにしてからでないと何もできない。ほんとうに地道な手作業となる。

いくつかあるササ山のうち、今日はたった一つの山しか処分できなかった。

作業終了間際になって、Hさんが軽トラでやって来た。

近くのイノシシ罠を見に来たそうだ。杉林の中に罠は仕掛けてあるが、

どうやらイノシシが出る場所が別の尾根に変わったらしい。

宮崎に初めて来たころ一番印象的だったのがあちこちで見かける、

「しし肉有ります」という看板だった。

そしてここ三股町に住んでみてわかったのだが、冬場にはシシ鍋を食べる習慣が

ごく当たり前のことなのであった。

Hさんに前から気になっていたことを聞いてみた。

「毎年どれくらいイノシシを獲るのですか?」

「ああ、今年はこれまでに10頭以上獲ったねえ。

あ、しし肉食べる?じゃあ、あとで持ってくるわ。」

イノシシの罠にはシカも掛かるそうだ。シカは有害獣として駆除が奨励されており、

尻尾を役場に差し出せば、8000円になるそうだ。

シカは鼻の位置が高いせいか、地面近くに仕掛けた罠には掛かり易いという。

「シカ肉は刺身が一番美味いよ」、とHさん。

私も以前、長野でステーキにしてただいたことがあるが

これは柔らかくてとても美味しかった。ステーキでも生焼きがいい。

イノシシにしてもシカにしても、捕らえたあとはすぐに血抜きする必要がある。

こういう獣をナイフでさばくという作業はなかなか誰にでもできるものではないが、

そのうち解体作業などにも立ち合わせてもらいたいと思う。

L1143532.jpgHさんから「ちょっとだけどね、、、」といただいたシシ肉。

明晩の夕食はシシ汁にしよう!


« まるかじりが、いいのだ!       わが家のエネルギー »