身近な葉虫とは

| | トラックバック(0)
わが家の林ではササ刈りが進み、全面積の三分の一は刈り終えたと思っている。

思っているだけで、実際に計ってみたわけではない。

そんな感じかなあ、というある程度の達成感だけはある。

冬の間に綺麗に刈り取っても、春にはニョキニョキとタケノコが

あちこちから無数に顔を出してくる。これを片っ端からはねておかないと、

あっという間に元の木阿弥になってしまう。

昨日は、私が独りでコツコツやっているのを見かねたのか、

嫁さんが手伝いにやってきた。

さて、ササと一口には言うけれど、いろいろ種類がある。

背丈が高く、もっとも厄介なのが、ホテイチクメダケの2種類だ。

この2種類が優先種となって林のなかを埋め尽くしている。

ホテイチクは、厳密にはマダケ属であり、ササではなく、タケ類になる。

そして、メダケはササ類であって、こちらがいわゆるササ。和名は紛らわしい。

背の低いネザサも生えているがこちらはきわめて少なく、刈る必要もない。

タケのホテイチクとササのメダケが主に藪となって密生しているのだが、

面倒なのでこれをササ藪と呼んでいる。量としてはメダケの方が圧倒的に多い

から、ササ藪と言ってもよいだろう。

ホテイチクは、低いところから細かく枝が出ていて刈り取るときも厄介だ。

刈った後すぐに枝を払わないと、枝がかさばって仕方が無い。

鋸で切ったあと、ナタに持ち替えて枝打ちをすることになり、作業が煩雑になる。

その点、ササのメダケは頭頂部にしか枝葉がないので扱いやすい。

前にも紹介したと思うが、冬の間もこのメダケやホテイチクの葉っぱには

タケトゲハムシが多くついている。

白く透けた長方形の食痕と黒いシルエットで、よく目立つ。

JX1866221.jpgタケトゲハムシは必ず葉の裏側に貼り付くようにして静止している。

たいへんおとなしく、歩いている姿を見かけることはまず無い。したがって、撮影も簡単に

できる。とまっている葉を摘んでも、ゆすっても、驚いて落ちたりはしない。

寒さのせいもあるかもしれないが、夏場でも比較的おとなしい虫である。

JX1866043.jpgホテイチクのほうが一株当たりの葉っぱの数も多いせいかこちらに集中して見られる。

そんなタケトゲハムシを眺めていたら、ヨツモンカメノコハムシも葉うらに潜んでいた。

JX1866152.jpg本種はサツマイモやアサガオ、ノアサガオなどの葉を食し、タケやササの葉は食べない。

常緑のホテイチクは、隠れ家として好都合な場所だったのだろう。

ヨツモンカメノコハムシはクロウリハムシなどと同じように、室内にもよく紛れ込んでいる。

クロウリハムシほどに、このヨツモンカメノコハムシもたいへん数が多い。


« 調査中なり!       ヤゴ掬い »