ヤゴ掬い

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近所の田園地帯を流れる用水路に網を入れてみた。

明るく広々とした環境だからシオカラトンボのヤゴはいくらでも掬えるだろう、

と思っていたら意外と少ない。たいして時間をかけていないせいでもあるが、

ツボを外さなければたいした時間を掛ける必要もないはずだ。

一昨日は地区で一斉に畦の野焼きをしたばかりなので、気をつけないと体中が真っ黒になる。

ちょっとしたツボに当たった。

ハグロトンボとシオカラトンボ(これはオオシオカラトンボと後で判明)

のヤゴが一掬いでワサワサと入った。どれも若いヤゴだ。

JX196651.jpgもっともシオカラトンボの方は、これが絶対間違いなくシオカラトンボであるかどうか、

確証はない。状況から判断しているだけである(この判断はあとで間違いとわかった)。

写真は一番大きかったヤゴ。体長は16ミリ。体は泥を被っていたので掃除してある。

一方、わが家の玄関先にある直径30センチほどの手水の水溜りを掬ってみると、

ここにも似たようなヤゴがたくさん入っていた。

しかし、このヤゴたちはシオカラトンボではなく、オオシオカラトンボではないだろうか?

と推測している。手水は植え込みに囲まれた閉鎖空間でもあるし、わが家そのものが

林の縁に位置しているからだ。さて、どうだろうか?

写真のヤゴは、背棘があるので、オオシオカラトンボ

というご指摘を受けた。

なるほどよくみると腹部背面に小さな棘が見える。

ご教示いただいた方にお礼申し上げます。




明日は、お隣の鹿児島県で講演の予定。さて、昼食はラーメンにするべきかどうか。


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