シイタケ

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近所の方がシイタケのコマ打ちをするから、と連絡をくれた。

うちでもコマ打ちをやるから、参考のためにも見ておきたい。

さっそく駆けつけてみると、その方の家の手前でモズがトカゲを襲っている最中。

4月並みの暖かさでトカゲも動きだしたようだ。

路面上のトカゲを襲っていたモズは、私が駆け寄っていてもすぐには逃げようとしない。

獲物を置き去りにはできない心境?だろうか。やがてすぐ近くのミカンの梢に

移動し、こちらをじっと見つめている。

トカゲは成熟した大きな個体だが、頭部のあたりから出血がおびただしい。

動くことはできないようだが、私が傍にしゃがみ込むと頭を上げて威嚇する。

家を出るとき望遠ズームレンズをカメラバックから抜いたのは誤算だった。

モズはあきらめてコマ打ち作業をしている場所へと急いだ。

W22310301.jpg写真上の画面奥にはクヌギ材が積んである。レールのように組んだ角材の上に材を置き、

電動ドリルで穴を開ける。材をころがしながら15センチ間隔くらいだろうか。

穴が開いた材はレールの上を移動させ、画面手前のもう一人の方がコマ打ちをする。

このように二人で組んで流れ作業にすれば効率もよい。材は乾燥してあるがそれでも重い。

レール上で作業するのはたいへんやり易いのがよくわかった。

レールの角材を支えているのは養蜂の飼育箱だ。

もともとここのお宅では養蜂をやっていた。だから蜂箱があちこちに積み上げてある。

養蜂は先代限りで止めてしまったということだが、その理由の一つにレンゲが虫害にあって

ダメになってしまったと聞いた。アルファルファゾウムシの仕業ということだ。

このゾウムシによる被害は全国的に見られるようだが、私の住む地域も例外ではないようだ。

今年はアルファルファゾウムシにも気をつけてみたい。


倉庫の天井の梁にツバメの巣があった。

毎年、営巣しているのか聞いてみると、ここ数年ツバメは来ていないらしい。

ネコを飼っているからだ。巣の傍には階段があり、ネコが至近距離まで来るようでは

ツバメも営巣どころではないだろう。母屋の玄関先にも営巣していたそうだが、

ある年アオダイショウが登って雛が全部食べられたそうだ。それ以来、営巣しないという。

うちにもツバメが来て欲しいと思うが、ツバメが営巣場所に選ぶ条件とは何だろうか?


うちの玄関先の軒下には巣箱を設置してある。

つい2,3日前から、ここの巣箱にスズメが来るようになった。

冬のあいだはまったく姿を消していたスズメが戻ってきたのである。

スズメたちのさえずりが庭先から聞こえるようになり、もう完全に春が到着した。

スズメが季節の変わり目を告げてくれる、というのは意外な発見だった。

ウグイスのさえずりもよく聞くようになった。モンシロチョウも普通に飛んでいる。

草むらから聞こえてくる虫の音は、正体がわからない。


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