朝方、晴れ間が出たのは束の間のことで、昼前から雨となった。
今朝から始まったカイコの羽化を撮影し、
しばらく外出したあと再びスタジオでメスの産卵を待った。
待っている間にウトウトしてしまい、ふと気付けば雨は止んでいた。
カイコの飼育は6月のはじめにふ化から始まり、ちょうど38日目にして羽化となった。
今朝羽化したのはオスが数匹とメスが一匹(上の写真は、オス)。
メスは繭から抜け出るとすぐにお尻を振り回し、コーリングを始め、これに応えるようにオスが
やって来て交尾が成立した。
メスが産卵を始めたのは、午後7時半。交尾成立から約13時間後のことだった。
カイコは「黄白」という品種で、メスの紡ぐ繭は黄色。繭の段階で性別がわかる。
カイコは翅はあっても飛ぶことはできない。オスとメスは羽化したとき互いに傍にいる、
という大前提の下、生きている。人が長い年月を掛けて改良したからとは言われるけれど、
むしろカイコ自身が選らんだ結果ではないか、そんな風にも感じる。
カイコが人の生活にうまく潜りこんだのであり、カイコが人を利用したとも考えてみると
面白い。
夕方、犬の散歩でハルニレの樹液を覗いてみた。
数多くのカナブンをはじめ、アカタテハ2、ゴマダラチョウ、キタテハ、ルリタテハ、コクワガタ
他、たいへんな賑わいだった。カブトムシのオスはカラスに喰われて無残な姿で
ころがっていた。
うちの林のクヌギ樹液では初めてカブトムシのでっかいメスが来ていた。
このメス一匹で樹液を独占状態。
西の方角に大きな入道雲が浮かんでいた。
今朝は雷もゴロゴロ鳴ったし、もう梅雨明けではないかと思いたくなる。
 
        
    今朝から始まったカイコの羽化を撮影し、
しばらく外出したあと再びスタジオでメスの産卵を待った。
待っている間にウトウトしてしまい、ふと気付けば雨は止んでいた。
カイコの飼育は6月のはじめにふ化から始まり、ちょうど38日目にして羽化となった。今朝羽化したのはオスが数匹とメスが一匹(上の写真は、オス)。
メスは繭から抜け出るとすぐにお尻を振り回し、コーリングを始め、これに応えるようにオスが
やって来て交尾が成立した。
メスが産卵を始めたのは、午後7時半。交尾成立から約13時間後のことだった。
カイコは「黄白」という品種で、メスの紡ぐ繭は黄色。繭の段階で性別がわかる。
カイコは翅はあっても飛ぶことはできない。オスとメスは羽化したとき互いに傍にいる、
という大前提の下、生きている。人が長い年月を掛けて改良したからとは言われるけれど、
むしろカイコ自身が選らんだ結果ではないか、そんな風にも感じる。
カイコが人の生活にうまく潜りこんだのであり、カイコが人を利用したとも考えてみると
面白い。
夕方、犬の散歩でハルニレの樹液を覗いてみた。
数多くのカナブンをはじめ、アカタテハ2、ゴマダラチョウ、キタテハ、ルリタテハ、コクワガタ
他、たいへんな賑わいだった。カブトムシのオスはカラスに喰われて無残な姿で
ころがっていた。
うちの林のクヌギ樹液では初めてカブトムシのでっかいメスが来ていた。
このメス一匹で樹液を独占状態。
西の方角に大きな入道雲が浮かんでいた。今朝は雷もゴロゴロ鳴ったし、もう梅雨明けではないかと思いたくなる。