とんがり帽子

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ハラビロカマキリの共食いを観察したあと、こんなものを見つけた。

DPP_0004.JPG畑に植えてあるサトウキビの葉っぱにへばりついている。

サトウキビは松山の実家から持ち帰って植えたものだ。5月に移植したときは膝の高さ

ほどだったが、今では私の背丈を越している。植物の成長というのは凄いなあ、と思う。

先週、このサトウキビの葉を巻いたセセリチョウの幼虫がいたが、

どうやらその幼虫が蛹になったものだろう。

水木しげるの漫画「悪魔くん」の頭みたいだ。しかし、なんだろうなあ、このとんがりは?

妙にこのとんがりが気に入ってしまうのだが、セセリチョウ類の飼育はアオバセセリくらい

しかまともにやったことがない。セセリチョウ類の蛹はほとんど実物を見た経験がないので

こうしてまともに観察してみると、けっこう感激する。

とんがり帽子の全身像はこちら↓

IMG_4503.JPG2箇所に糸束を張って谷間を作り、その谷間の底でお行儀良く蛹が納まっている。

こんなに蛹が露出していて大丈夫なのだろうか、と心配になる。

ちょうど私の目線の高さだから、さあ見てください、と言わんばかり。

いいなあ、この几帳面さが。透き通った薄緑色も綺麗だ。

蛹の姿といい、蛹化場所の際立った特徴といい、これはオオチャバネセセリである。

間違えようが無い。

私は幼虫のときにキマダラセセリだろうと勘違いしていたが、

おおちゃがい、いやおおまちがいだった。


今日は敬老会での出し物の打ち合わせが公民館であった。

田上地区には6支部あって、私の支部は3支部。そして私は3支部の支部長。

支部ごとに出し物を演じるわけだ。

今年は私が出し物のアイデアを提案してみた。

どうなるかと思っていたら、あっさりその案で決定。敬老会当日、出し物の進行役も

私に決まった。来週はその予行練習もあるので、準備もせねば。


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