「野山の鳴く虫図鑑」

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昨日、届いた本が「野山の鳴く虫図鑑」瀬長剛・著(偕成社)。

188頁で、ずっしりと重たい。図鑑というのはこの重量感も大事かもしれない。

IMG_2831.jpg「野山の鳴く虫図鑑」は色鉛筆の細密画で描かれており、

とくに生息環境の絵による構成が本書の特徴となっている。

図鑑形式ではあるが、絵合わせの実用性よりも、鳴く虫の世界への誘い、

鳴く虫の魅力などが熱く語られている。

今まで身近な場所で見落としていた、気付いていなかったたくさんの鳴く虫に

この本の中では出会える。

この本のおかげで、鳴く虫を見る『目』がいっそう冴えるのではないだろうか。

「野山の鳴く虫図鑑」は、偕成社の図鑑シリーズの一冊で、

このシリーズには「日本どんぐり大図鑑」、「鳥の形態図鑑」(この2冊も細密画)、

「日本哺乳類大図鑑」(本書のみ写真)などがある

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